【京都和菓子】季節の桜餅や赤飯セット『むしやしない』破格!創業150年老舗「鳴海餅本店」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区西陣、堀川商店街にある和菓子の老舗。店内イートインでは自慢の季節菓子やお赤飯とドリンクのセット『むしやしない』が割安で手軽にいただけます。

目次

和菓子や赤飯ドリンクセット『むしやしない』がイートインで☆

中京区西陣、堀川通にある『堀川商店街』。生活感あふれる地元民の暮しに寄り添う商店街の一つ。

その一角にある、今年で創業150年を迎える明治8年(1875年)創業の和菓子老舗『鳴海餅本店』。季節のお饅頭やお赤飯、お餅など、普段使いの地元民に愛される名店。

この日は方々観光で歩き回り、どこかで甘いものを食べながら休憩できるところはないか、と探していたところで通りかかり、そういえば店内にイートインスペースがあったことを思い出し利用することに。

イートインでは店内で販売されている和菓子をドリンクメニューとともにセットで食べることができます。

店内はわりと広々とした空間で、お饅頭屋さんらしいどこか懐かしい風情も感じられます。入店した時は空いていましたが、このあと怒涛の入店ラッシュで盛況に。

この日は桃の節句・ひな祭りシーズンということもあり、お店でもそれにちなんだ季節菓子が用意され、特に菱餅、おだいりさま&おひなさまイメージ菓子など販売中でした。さらには、お花見シーズン先取りで、花見団子や桜餅なども。

イートイン利用の場合は、先に売場で注文、会計を済ませるスタイル。

ちょっと小腹が空いた時の食事『むしやしない』セットメニューがあり、蒸し直しのお赤飯と赤出汁、奈良漬け付『赤飯セット』594円、季節のおすすめ和菓子&琥珀糖、ドリンクチョイスの『きはるセット』550円の2種類。

ドリンク類はコーヒー、和紅茶、グリーンティー、そして七十二候のゆずソーダ。

イートインスペースもわりとカジュアルな雰囲気の空間。

そして、店内の壁には昭和28年の戦後復興時に開店した時の写真が飾られていました。悲喜交々の京都の歴史とともに店の歩みがあったことがわかります。

で、今回はゆずソーダ440円ときはるセット・桜餅、琥珀糖&コーヒー550円を注文。

まずは七十二候のゆずソーダ。
数ある柚子の中でも希少な”実生ゆず”を扱う、京都府亀岡の会社「七十二候」謹製のシロップを使用したゆずソーダ。目の覚めるような柚子のフレッシュさが印象的で、柚子をそのまま絞って作られたような臨場感。

そして、私の注文したむしやしない、きはるセット。

季節の和菓子、桜餅。

その脇に琥珀糖。

そしてなみなみと注がれたコーヒー。これだけそろって550円はかなり破格だと思います。お安く利用できるのはありがたいですが、個人的に思うに、もう少し値上げされてもいいんじゃないでしょうか(笑)

まずは桜餅。この桜の葉を食べる派と残す派に分かれると思いますが、私は食べる派です(笑)

うっすらピンク色の道明寺粉の餅はほのかにニッキの風味のするモチモチ食感。その中に上品なこしあんがたっぷり入り、柔らかく滑らかな舌触り。そこに桜の葉の絶妙なフレッシュ感もいいですね。これぞ季節の味わうお菓子。

和菓子の歴史で言うと古いタイプのジャンル、琥珀糖。寒天と砂糖を主な材料とする日本の伝統菓子で、外側はザクザクとした食感で、内側は柔らかく、宝石のような見た目の美しさが特徴で、最近ではインスタなどでも注目されているとか。

こちらは、葉の形ですかね。デザインからも季節感を味わえるのが和菓子の優れたところ。それが気軽にイートインで味わえます。

そして、鳴海餅本店といえばお赤飯の美味しさに定評があり、通常の赤飯セットもさることながら、秋には季節限定で栗赤飯もイートインで食べられます。栗赤飯は創始100年を迎える、お店自慢の看板商品。

こちらは以前食べた時の様子。むしやしない、と言いつつ、ちょっと和食店みたいな食事感もあります。

今年で創業150年を迎えるお店では、来る3月8日(土)にこれまでの縁を結集し、新たな縁を広げるイベント『アトツギ縁日』を企画、出店。餅つき体験もできる様子。

ぜひ、季節の和菓子とともに、こんなイベントに参加してみてはいかがですか?ご参考に。ヨーイヤサ~♪

詳細情報

店名:鳴海餅本店
場所: 京都市上京区下立売通堀川西入西橋詰町283
電話番号:075-841-3080
営業時間:8:30~17:00
定休日:1月1日~1月6日
関連サイト:http://www.narumi-mochi.jp/index.html