【京都】イタリアン好きなら!若きシェフが作る北イタリア郷土料理「Annamaria」

東山五条近く、渋谷通にある北イタリア郷土料理や、うまい手打ちパスタを出す「Trattoria Annamaria」でディナー。定期的に来たいなと思った良きお店です。イタリアン好きなら是非! 

目次

若きシェフが作る北イタリア郷土料理

早目の時間帯でお願いした17:10ごろ。ワクワクとやってきたのがこちらです。
お店の名前は「Trattoria Annamaria」。お若いご店主は、イタリアのエミリアロマーニャ州にあるミシュラン店「Antica Moka」で修行された経歴の持ち主。北イタリア郷土料理や、うまい手打ちパスタをやろう!という方向性でお料理に取り組まれているお方。お店の場所は東山五条から渋谷通を東へすすんだ場所。
前回はアラカルト注文だったのですが、今回は北イタリアの郷土料理コース¥8000(以下、税別価格です~)をお願いし、ワクワクと入店。

自家製の手打ち麺でショートからロングまで様々なパスタが頂けるのが、麺好きな我々的には超嬉しい一軒。お若いご夫婦2人で運営されているお店で席数は12席のみとコンパクトなのですが、お正月明け早々からこんな早い時間なのに、もう奥のテーブルは2つとも埋まっているわけで。前回と同じ、キッチン横のフロア中央部にある2人席に入れてもらう。

お料理はお任せなので、とりあえず何を呑もうかメニューを確認。朝から自宅周辺を歩き回っていて、結構喉が渇いているのですが・・・

相方は泡グラスが良いと注文。伊ヴェネトから「Monte Tondo Soave Spumante Brut」¥1000でした。ガルガネーラ100%の柑橘っぽいシッカリ辛口系。

ワタシは「アサヒスーパードライ中瓶」¥800をもらって、とりあえずカンパーイ!なわけで。

アラカルトもコースも可能

で、まずは一品目が登場。「トルテリーニ イン ブロード」なり。ショートパスタなのですが、中に餃子のように詰め物をしていて、牛や豚肉、生ハムやチーズなどが入っているのだ。

それを、程良い塩味を乗せた澄んだ鶏出汁に浮かべる趣向。いやー、めっちゃ健全的なお味で、パスタはぷりぷりんとした食感で美味しいですな。餃子の1/4程のサイズ感で、めっちゃ小さいのでこれを沢山作るのは大変だろうと思うわけで。

お次は前菜盛り合わせ。これも、他店ではほぼ見たことが無い構成。小さい器に入っているのはイタリア風の白バルサミコで漬けたピクルス(胡瓜、ペコロス)、スペイン産の生ハムが乗っかっているのは伊太利揚げパンの「ニョッコフリット」、手前の丸いのが、牛肉のタルタル。市販されているミンチ肉より大分大きめの粒で、手切りなんですかねえ。上品な赤身の塊を切ったと思われるのですが、ホンノリ火が入っていてウマー!なわけで。ニョッコに乗せても美味しい。黒いソースはバルサミコ主体。

これは呑まないと!ということで、今回のお料理に合うのはどんな感じのワインですかねえ?と奥様に相談し、この4種類を見せてもらいました。で!

チョイスしたのがこちら。伊トスカーナの赤、「Millennium Fattoria La Lecciaia」なり。サンジョヴェーゼ・グロッソ100%の2016年なのですが、オススメの最後の1本です!と言われてつい。このワインをこんなお値段で出していていいのかの、たしか¥8800だったような~。(我々的にはかなり頑張った一本) いやー滑らかで程よいバランス感。ウマーでした。

で、お次は再びパスタ。「2種類の唐墨を使ったビーゴリ」なり。ソースはチーズ主体のクリーム系で塩からすぎない味付けで、それにパウダー状の唐墨、更にスライスの自家製唐墨!を添えてという構成。

パスタは京うどん(細打ち)ぐらいの太さがある手打麺で、存在感抜群。むちむち且つコツコツした食感で、ソースがいい感じに絡むのだ。コース途中のパスタなので量は控えめですが、内容は大充実。いやーこりゃ良いですな。

残ったソースを頂けるように自家製パンが登場。エミリアロマーニャで食べられる「ティジェッラ プレーン」なる可愛らしいパンで、外はカリカリで、中はしっとり&むっちり食感。真ん中で半分に割れる形でソースにも良く合うのだ。前回よりしっかり目に焼けていたのですが、外のカリカリ度がアップして、なお美味しい!と言う感想。

お次もパスタで、このお店では絶対食べたい一皿。「ラグーボロネーゼ」なり。ソースは肉と野菜の旨味が混然一体化していて、チーズを使っていないので、見た目より全然軽やかなお味。

手打ちのタリアテッレは、他店で出てくるものよりも一段と薄く仕上がっていて、ペロンペロンな優しい食感でソースと見事に一体化。いやー、こりゃ圧倒的に美味しいわけで。濃すぎないのでどんどん食べられる感じなのがイイですな。大盛りで頂きたい~。(いずれこのお店で、延々パスタ類だけアラカルト注文する、と言うのをやってみたいかも!と思いつつ)

で、次がメインの皿なのですが、前回は在庫切れだったお料理が登場!

ババーンですな。「オッソブーコ」(子牛すね肉の煮込み)なり。大阪に住んでいた時代、市内に出されるお店が一軒だけあって、20年ぶりに再会した皿。食べるのは3回目かな。見た目はボロネーゼと同じような色合いなのですが、肉の繊維がほどける寸前までほろんほろんに炊けた牛肉がなんだかくつろげるお味なわけで。
添えてある黄色いのは「リゾット・アッラ・ミラネーゼ」で、このオッソブーコと一緒に食べるのが北イタリアの定番。サフラン風味なのですが、米粒がしっかり残った食感で、これまたニンマリするほど旨し。

で、この皿に凄みを追加するのは相方の皿の方に乗っていた、この輪切りの大腿骨。半分こせよということなのですが・・・

このトロける骨髄!。なんとなくですが、すき焼の中で浮かんでいる牛脂に近いとろとろんなお味で、手を掛ける値打ちのあるお味だと思いました。いやー旨いですな、文句無し~。全然派手な料理ではないのですが、こういう家庭的なお味をプロの手で提供するお店なわけで。

期待通り、全メニューが美味しいお店だよねえ~!と相方と感想を述べあっていると、出てきた〆の甘いもの、その1。「和歌山産グリーンレモンのソルベ、マチェドニア添え」なり。下にオレンジ、キウイなどのシロップ漬けが添えてあります。甘味はほどほど、めっちゃサッパリしたお味。

で、相方は「ハーブティ」(こちらのお店では「西陣 たま茶」の茶葉を採用)、ワタシは「珈琲」を頂いて、さらに甘いものその2!が登場。「パンナコッタ」なのですが、ソースが変わっていて、北イタリアで作られる「サバ」なる葡萄果汁を煮詰めて4年間熟成させたソース。
どことなくプルーンのような熟成感のあるお味で、クリーミーなパンナコッタと合わせると美味しい。「サバ」は、古代ローマ時代から作り続けられるソースだそうです。

以上で〆まして、瓶ビール1、グラススプマンテ1、赤ボトル1としっかり目に吞みまして、〆て¥29000ほどという大大大納得価格。お勧めのワインボトルをチョイスすると幸せになれると思います~。
新年早々美味しい目に逢えて、ニッコリだった2時間一本勝負。基本、料理は1人で回しておられると思うのですが、特に待たされ感なくお料理が進行。Tablecheckでネット予約が可能なので、席の空き状況がわかりやすいのもイイですな。次回は一年ぶり!とならないよう(汗)、もう少し温かい季節に来たいなと思った良きお店です。イタリアン好きなら是非! 

店舗情報

店名:Trattoria Annamaria (トラットリア アンナマリア)
住所:京都市東山区下馬町491 アースコート清水 1F
営業時間:12:00~14:00 17:00~22:00
定休日:月曜
TEL:050-5590-8734
https://www.instagram.com/trattoria_annamaria/