4月オープンの「和」と「スパイス」を融合させた注目店
ちょっとカフェを思わせる、カジュアルな雰囲気もあります。レードル?お玉??そんな絵が看板にも描かれています。
こちらでは「和」と「スパイス」を合わせたカレーが主軸。最近スパイス先行のカレー店が多い中、出汁や醤油、味噌、酒といった日本人がDNAレベルで共鳴する和のテイストを組み合わせたカレー。私自身そんなカレー店ができることを待ち望んでいたような。カレーに「HOT」よりも「ほっと」する和み感を求めていたような(笑)
店内は奥行あって、厨房と壁際にカウンター12席。
テーブル席2つで8席。
シンプルな内装。そして解放感もありゆったりとくつろげる雰囲気。
シンプルな内装。そして解放感もありゆったりとくつろげる雰囲気。
真新しい厨房でご主人が調理されてるところがよく見えます。
メニュー。
最初、鶏の手羽元と大根の煮物が具材に入ったスパイスカレー「とろり」を注文しようと思っていたのですが、しいたけのうま味が効いた~というメニュー説明の件に一目ぼれして「さらり」900円を注文。椎茸のうま味が大好物なんで(笑)プラス100円で味たまごをトッピングに。
最初、鶏の手羽元と大根の煮物が具材に入ったスパイスカレー「とろり」を注文しようと思っていたのですが、しいたけのうま味が効いた~というメニュー説明の件に一目ぼれして「さらり」900円を注文。椎茸のうま味が大好物なんで(笑)プラス100円で味たまごをトッピングに。
卓上アメニティにえびのふりかけを発見。これもちょっと他のカレー店にはないような。途中の味変で使用してくださいとのこと。
しばらくすると、注文した「さらり」が登場。
しいたけのうま味が効いたドライタイプのキーマカレーに海苔や三つ葉、梅や胡麻、紫玉ねぎの甘酢漬けなどがトッピング。さらに味たまご。とてもカラフル。
添えられたお出汁には小さな手毬麩も。
カレーだけで味を楽しんだ後、お茶漬けのように出汁をかける2段構えの味わい。
カレーだけで味を楽しんだ後、お茶漬けのように出汁をかける2段構えの味わい。
まずはそのままで。ドライキーマカレーは鶏ベースでスパイスもしっかり効きいていますが、時折顔を見せる椎茸や醤油の旨み、さらに海苔や三つ葉など、馴染みある和の食材を相まって、とても安心できる美味しさ。
ちょっと甘辛い味たまごもねっとりとした食感とカレーによく合い、なんで今までこの組み合わせがなかったのか、という不思議。皆インド寄りのスパイスカレーに忠実というか。和の調味料や食材ととてもいい相性。
で、お茶漬けにする前にお出汁だけ飲んでみます。
出汁には鰹、鯛、鯖など数種類ブレンドされてるとのこと。飲んでいるとわかりますが、うどんそば店の出汁とはまた違うすっきり感もある、カレーに合わせた出汁の構成。
出汁には鰹、鯛、鯖など数種類ブレンドされてるとのこと。飲んでいるとわかりますが、うどんそば店の出汁とはまた違うすっきり感もある、カレーに合わせた出汁の構成。
で、半分だけ残した状態で出汁をかけます。
で、一口。
カレーのスパイス感も出汁の旨みもどちらも損なわれることない、二重奏のような美味しさ。煮込み段階で鰹節や出汁を入れるお店もあるかと思いますが、それだと最終仕上がりで出汁感が弱めだったり。スパイスの強さにマスキングされて。でも、ちゃんと出汁主張してます。これ。
カレーのスパイス感も出汁の旨みもどちらも損なわれることない、二重奏のような美味しさ。煮込み段階で鰹節や出汁を入れるお店もあるかと思いますが、それだと最終仕上がりで出汁感が弱めだったり。スパイスの強さにマスキングされて。でも、ちゃんと出汁主張してます。これ。
お茶漬けの体なんで、海苔や三つ葉、そして小梅が効きますね(笑)これはすごく上手く考えられたカレーです。脱帽です。今度は大根の煮物が入った「とろり」を食べてみたいです。カレーのまた違う可能性を教えてもらったような、そんな斬新なカレーでした。
詳細情報
住所:京都市左京区難波町216
電話番号:075-708-7440
営業時間:11:30~15:30 17:00~21:00
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.curryshirabe.com/
電話番号:075-708-7440
営業時間:11:30~15:30 17:00~21:00
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.curryshirabe.com/
川端二条から少し東へ。ガラス張り引き戸のナチュラルな雰囲気の外観。
4月に面白いカレー専門店がオープンしたのをネットで知り、ランチでお邪魔しました。