町家再生のお手本のようなカフェ☆余裕のスペースで寛ぐ「cafe origi（カフェ オリジ）」【京都西陣】

京町家をリノベーションした物件はそれなりにたくさんあって、カフェとして利用されているケースも多くありますね。
”町家”としての間取りのセオリーがどの辺りにあるのか分かりませんが、それはもう様々で、豪華な大型の町家もあれば、普通に古民家と思えるものまで”町家カフェ”と呼んだりもしています。

こちらの「cafe origi（カフェ オリジ）」さん、立派な門構えと前庭があり、なかなか立派なお屋敷ですね。

お店のサインというのはそのキャラクターをよく表すものだと思います。

街並みと外観の良さを損なわないセンスの良さ。
タイプライター風の書体が可愛いですね。

町家カフェの場合、靴を脱いで上がるお店も多いですが、こちらは靴のままで。

坪庭の奥の場所までフローリングで統一されているのが広さを感じさせますね。
町家でありながらモダンさも感じさせる空間です。

コーヒーは紫竹の「サーカスコーヒー」さん焙煎の豆のようですね。

チーズケーキと合わすのに極深煎りの”バリスタブレンド”をいただきました。

極深煎りと言っても切れの良い苦味とコク。
まったりしたベイクドタイプの”レモンチーズケーキ”と相性バッチリでした。

オーナーのご実家の場所を改装されたようですね。
壁の仕上げなど、ご自身でも手を加えられたそうです。

もともとの雰囲気の遺し方の程度で、”お家感”が強かったり、逆に雰囲気が希薄になりすぎたり。

ご実家だからなおさら、難しさがあっただろうと思いますが、すごくバランスの良さを感じました。
とても気軽に楽しめる空間だと思います。