【2025京都紅葉】名所「東福寺」の早朝拝観で美しい紅葉をゆったり堪能

紅葉シーズンは混雑必至の東福寺。美しい紅葉は見たいけれど混雑は嫌!という方におすすめなのが、早朝特別拝観です。早起きが苦にならないならぜひ一度お試しを。

目次

東福寺の早朝特別拝観

東福寺では毎年紅葉のシーズンには、通常の拝観時間前と後にゆっくりと紅葉を楽しむことのできる早朝拝観と夜間拝観が行われています。2025年の期間は以下の通りです。

早朝拝観  ~12月8日(月)7:30~8:30 拝観場所:通天橋エリア・開山堂
夜間拝観  ~12月7日(日)17:30~19:30 拝観場所:通天橋エリア・法堂
詳細:https://souda-kyoto.jp/other/autumn2025/
昨年は夜間拝観にお邪魔しましたので、今年は早起きして早朝拝観に行ってきました。
朝日にキラキラと輝く紅葉がとても美しく、通天橋から見える紅葉の海にも感激!

朝日に照らされる紅葉と通天橋

臨済宗東福寺派の大本山東福寺は、京都最大級の伽藍を誇る禅寺です。
御本尊・釈迦如来を安置する本堂に、堂本印象が手掛けた雲龍図、室町時代に建築された日本最古の三門、重森三玲が作庭した方丈庭園など見どころたっぷりの寺院ですが、11月中旬から見られる紅葉は格別な美しさ。

via 藤花
私が訪れたときは、そろそろ見頃を迎えようかという時期。7:30からの1時間だけですが、紅葉を楽しむのには十分。

私が東福寺に到着したのは7:20頃で、すでに100人ほどの方が並んでいました。

via 藤花
拝観エリアに入ってすぐは混雑していましたが、奥へ行くほどばらけてきたので問題なし。
それに皆さん譲り合いながらマナーを守りながらの拝観で、ストレスは皆無でした。

via 藤花
お庭に入るとどちらを向いても紅葉。
真っ赤に染まる葉やグラデーションが美しいもみじ。

via 藤花
お庭の中央にある渓谷・洗玉潤(せんぎょくかん)の辺りは紅葉と青葉のコントラストが見事。

via 藤花
見上げると通天橋の手前に広がる紅葉。
早朝の冷気が残る中、指がかじかみそうになりながら写真を撮りました。

via 藤花

via 藤花
愛染堂の手前には見事に色づいたもみじ。
朱色のお堂と真っ赤な紅葉がとてもきれいでした。

via 藤花
開山である聖一国師(円爾:えんに)をお祀りしている開山堂は、楼閣風の趣ある建物です。

via 藤花
池泉観賞庭園と白砂が美しい枯山水庭園が参道の両側に配され、紅葉の美しさとはまた異なった風情で、ずっと真っ赤な紅葉を見ていた眼には新鮮に見えました。

via 藤花
最後は一番の見どころ通天橋へ。
通天橋の上はさすがに人が密集しています!

via 藤花
通天橋は一方通行となっていて、逆走は禁止されているので、じっくりゆっくりと観賞。

via 藤花
眼下の紅葉が最も美しくみられる通天橋の張り出し舞台部分は混雑していましたが、ベストスポットを独り占めする人などなく、順番に交代しながら写真撮影をしました。

via 藤花
臥雲橋(がうんきょう)まで広がる紅葉の海は圧巻!
真下には洗玉潤の流れが見えます。

via 藤花
通天橋周辺は散り紅葉や赤と黄のコントラストも素晴らしくきれいでした。

via 藤花
思う存分紅葉を楽しめた秋の朝。
本来ならこの後方丈庭園も拝観したいところでしたが、拝観時間まで30分以上あったため、今回はあきらめました。

方丈

via 藤花

三門

via 藤花
帰りは、臥雲橋から通天橋へ続く紅葉や塔頭(まだ開門前でしたが)の紅葉を楽しみ、これから東福寺へ向かう人々の多さを実感しつつ、東福寺駅へ。

参道の紅葉

via 藤花

臥雲橋から通天橋を望む

via 藤花
はじめての早朝拝観、人込みにうんざりすることなく景色を楽しめる貴重な時間を過ごせてとても満足しました。

東福寺の基本情報

・住所 京都市東山区本町15丁目778
・電話 075-561-0087
拝観時間 
・12月7日まで 通天橋8:30~16:00/方丈庭園9:00~16:00 
・12月8日~3月31日 9:00~15:30
拝観料
・~12月7日(秋期) 通天橋大人1000円・小人500円/方丈庭園大人500円・小人300円
・秋期以外 通天橋大人600円・小人300円/方丈庭園大人500円・小人300円/共通拝観券大人1000円・小人500円
・アクセス 最寄駅京阪「東福寺」徒歩約10分
・HP https://tofukuji.jp/