コロナ禍で閑散とした境内
正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。
南禅寺のシンボル的存在でもある三門。
歌舞伎狂言「桜門五三桐」で、大盗賊石川五右衛門が満開の桜を眺めながらの放った一言「絶景かな絶景かな~」はあまりにも有名。京都三大門の一つ。
三門を額縁に見立てて切り取られた風景は、すでに新緑の芽生え。ついこの前までは桜でしたが。
歌舞伎狂言「桜門五三桐」で、大盗賊石川五右衛門が満開の桜を眺めながらの放った一言「絶景かな絶景かな~」はあまりにも有名。京都三大門の一つ。
三門を額縁に見立てて切り取られた風景は、すでに新緑の芽生え。ついこの前までは桜でしたが。
平日の夕方ごろでしたが、この閑散ぶり。まるで朝活でもしてるかのようですが。
法堂前の香炉からも。やわらかい黄緑色の生まれたて感あるモミジたち。
法堂裏に、まだ多少八重桜が残っていたり。
人知れず満開を迎えるシャクナゲも。淡いピンク色の大輪の花。
さらに水路閣周辺。
南禅寺境内を通る琵琶湖疏水の分線の水路橋で明治時代に完成。レンガ造りの明治建築と南禅寺発祥の地・南禅院前にあります。ちょっと不思議な景観をつくり、それが南禅寺らしいとも言えます。
南禅寺境内を通る琵琶湖疏水の分線の水路橋で明治時代に完成。レンガ造りの明治建築と南禅寺発祥の地・南禅院前にあります。ちょっと不思議な景観をつくり、それが南禅寺らしいとも言えます。
方丈。いつもなら拝観する観光客に向けて、引き戸は開け放たれているわけですが。
再開の目途は立っていない様子。
そんなコロナ禍で人間界は一変していますが、自然界ではほとんど変わりなく時が流れているようです。水路には沢蟹も見つけられるようになりました。
いつまでこの状態が続くのか、世間は混とんとした様子ですが、南禅寺や自然界は季節の移ろいを伴いながら、いつもと変わらない様子でそこにあり続けていました。早期終息を祈るばかりです。
南禅寺へのツイート
今日、歩いて南禅寺まで子供と散歩したら、誰も居なかった。京都がこんなに閑散としてるの初めて見た。 pic.twitter.com/VGCivAMdki
— こやなぎ (@snafeee) April 23, 2020
普段よく来るお寺ですが、現在新型ウイルス感染拡大防止につき、外出自粛中。ですが、この日は運動不足解消もかねて、自転車で買い物へいく途中に久々に立ち寄ってみました。