京都の中心にある不思議な伝説残る『へそ石』
境内にはこちらのシンボル的、六角形をした本堂。
いけばな発祥の地としても知られ、華道家元池坊を紐解く映画『花戦さ』の舞台にもなりました。
いけばな発祥の地としても知られ、華道家元池坊を紐解く映画『花戦さ』の舞台にもなりました。
十六羅漢がならぶ背景にはまだまだ開花には早いですが、枝垂桜も。街の中心地でありながら、桜の名所としても知られています。
北東にある池に浮かぶ太子堂には聖徳太子が祀られていて、池には白鳥も。
こちらはかつて六角堂があった場所を標す礎石。
天明8年(1788)に焼失する前にはこちらに六角堂があったそうです。
さらに山門をくぐって右前方の敷石の中央に、中央にまるい穴があいた六角形の「へそ石」。京都の中心にある石として知られています。
平安京造営時、本堂の位置に道を通すために桓武天皇から勅使が派遣され祈ったところ、お堂が少し現在地・北へ移動し、もとの位置にこのへそ石が一つ残ったという。
明治10年ごろ、へそ石は現在の場所より南にあり、六角通の真ん中に置かれ、通行の妨げになり、今の境内の一角に移された、とも。
いろんな面白い伝説がある石。
明治10年ごろ、へそ石は現在の場所より南にあり、六角通の真ん中に置かれ、通行の妨げになり、今の境内の一角に移された、とも。
いろんな面白い伝説がある石。
そんなへそ石にあやかり、境内ではへそ石餅も販売されています。
冬なので葉がありませんが、六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれると言われている、縁結びの六角柳も。
上空から俯瞰すると、美しい六角形の本堂のフォルムがよくわかります。『六角堂』の名にふさわしい眺め。
全般的に六角形に統一されていますね。こんなところにも(笑)地下鉄駅やオフィス街にもほど近く、憩いの場にもなるお寺です。
六角堂(頂法寺) へのツイート
続いて六角堂へ。作中で狸が化けていると言われ、矢三郎が煙でいぶしたへそ石様を見に来ました。結構観光地として人気が高いようで(まあ有名ですし京都の中心ですし)、たくさんの人で賑わっていました。ここの売店のおばさんがとてもいい人だったので是非是非。お土産も可愛いものが多いです。 pic.twitter.com/jiWQzZSPJN
— お茶っ葉 (@ryokucha_chaba) 2019年2月8日
詳細情報
住所
京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
電話番号
075-221-2686
拝観時間
6:00~17:00
詳細サイト
https://www.ikenobo.jp/rokkakudo/index.html
京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
電話番号
075-221-2686
拝観時間
6:00~17:00
詳細サイト
https://www.ikenobo.jp/rokkakudo/index.html
境内にある六角形の本堂が有名であることから、一般的には『六角堂』の名で知られるお寺だが、正式名称は紫雲山頂法寺(しうんざんちょうほうじ)。天台宗のお寺。
京都でも古いお寺の一つで、聖徳太子が創建したと伝えられる。