【京都】夏の境内、美しい花手水と涼し気な七夕飾り「北野天満宮」

京都では旧暦で七夕祭を行う所が多く、北野天満宮では、涼し気な七夕飾りや美しい花手水が楽しめます。境内では、大福梅の土用干しが始まっていて、ミストの設置もあり、涼を求めて散策しました。(7月上旬撮影)

目次

夏も華やかな境内

北野天満宮は947年に創建、全国の天神社・天満宮の総本社です。夏の境内の様子を紹介します。

すっかり人気となった「北野の花手水」。八重の百合と、朱色の葉が印象的で、美しかったです。こちらで手を清めて、お花の美しさに心も洗われる気持ちになります。

七夕より少し前に参拝しましたが、既に七夕飾りが展示されていました。

この日は、絵馬所前に少し飾ってあり、三十六歌仙の額と、七夕飾りが涼し気でした。カラフルな短冊と、揺れる七夕飾りが素敵でした。

本殿前の中門三光門です。「星欠けの三光門」とも呼ばれています。

本殿前では、大福梅の土用干しが始まっていました。毎年、梅雨が明けより、塩漬けした梅を4週間ほど乾燥するそうです。今年は梅雨明けが異例の速さでしたが、例年通りに梅雨明けより干されているようです。

大きさや色も様々です。干しあがった梅は、更に塩漬けして、樽に保管するそうです。

北野天満宮の梅園では、毎年、2~2.5トンの梅が収穫されるそうです。すごい量ですね。その梅は、新年お祝い用の「大福梅」として、12月13日頃から授与されるそうです。

国宝の社殿です。1607年に造営、本殿や拝殿などを連結した日本最古の八棟造だそうです。夏は比較的静かな境内ですが、おそらく修学旅行の学生さんたちが、ちらほらとおられました。ここ数年は、タクシーを利用された、グループ行動の学生さんをよく見かけます。

年始には大量にあった絵馬ですが、夏場もたくさんありました。さすが学問の神様ですね。皆さんにご加護がありますように。

三光門前には、たくさんの提灯があり、8月には「北野七夕祭」が行われます。

「北野祭 北野七夕神事」

日時:2025年8月2日(土)~17日(日)
9:00~20:00(受付終了19:40)
「御手洗川足つけ燈明神事」(8/2~17)
特別神事「国宝御本殿石の間通り抜け神事」(8/8~11)
境内夜間ライトアップ(8/2~17)
料金:足つけ燈明神事500円(御手洗ろうそく付)
石の間通り抜け神事1,000円
関連ページ:https://kitanotenmangu.or.jp/news/11484-2/

暑い京都らしく、境内には有難いことにミストが何カ所かに設置されていました。

今回は、夏の北野天満宮の境内の様子をご紹介させていただきました。
近くへ行かれた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:北野天満宮  きたのてんまんぐう 
所在地:京都市上京区馬喰町
電話番号:075-461-0005
関連ページ:http://www.kitanotenmangu.or.jp/