国の天然記念物・生物群集あり!
地元民にとっては、その昔心霊スポットとして有名でした。今はどうか知りませんが。
一説によると、心霊ネタでよく夜のタクシーで女の乗客が知らぬ間に消え、座っていたシートを見ると濡れていた、の発祥はココと言われています(笑)あとは近くに精神病院があり、そこの患者が投身自殺したとかなんとか。それもウワサレベルですが。ただ、池というより沼地のようで、夜は寂しい雰囲気ではあります。市バスの最終便、行先が赤いライトで灯されるんですが、赤く『深泥池』と表示されるのを見ると、ちょっとおどろおどろしい印象もあったわけですが(笑)
ですが、それよりも重要なこととして、希少な生物が共存する学術的にも貴重な池として有名。
一説によると、心霊ネタでよく夜のタクシーで女の乗客が知らぬ間に消え、座っていたシートを見ると濡れていた、の発祥はココと言われています(笑)あとは近くに精神病院があり、そこの患者が投身自殺したとかなんとか。それもウワサレベルですが。ただ、池というより沼地のようで、夜は寂しい雰囲気ではあります。市バスの最終便、行先が赤いライトで灯されるんですが、赤く『深泥池』と表示されるのを見ると、ちょっとおどろおどろしい印象もあったわけですが(笑)
ですが、それよりも重要なこととして、希少な生物が共存する学術的にも貴重な池として有名。
昭和2年(1927年)に、植物群落が「深泥池水生植物群」として国の天然記念物に指定。さらに昭和63年(1988年)に「深泥池生物群集」として生物群集全体に対象拡大。
市内にありながら、高層湿原(ミズゴケ湿原)があり、さらに冬は冠水状態ですが夏になると池全体の3分の1を占める浮島が出現。そこには多様な植物が生育。
市内にありながら、高層湿原(ミズゴケ湿原)があり、さらに冬は冠水状態ですが夏になると池全体の3分の1を占める浮島が出現。そこには多様な植物が生育。
そんな場所故、野鳥も多様に飛来してくることでしょう。
そんな生態系を維持するためにも、いろいろと注意が必要。生息する動植物の採取不可とか釣り禁止とか。あと、外来種などの動植物を放すことも禁止。
自分の中では、かつてここではじゅんさいが採れ、京料理店で椀物に使用された、という話を聞いたことがあります。
この風景も夏と冬とでは水面の様子も含め、かなり違うんでしょうね。
この風景も夏と冬とでは水面の様子も含め、かなり違うんでしょうね。
山側、東へ散策。
時折、マガモや鵜が水面に漂っています。
山側は山つつじですかね。鮮やかなピンク色の花も。
散策道の下を見ると、野生動物、鹿らしき形状の糞もあり、かなり自然に近い状態に存在する池であることがわかります。近隣住民にとっては鹿出没は驚きだと思いますが。
実は今回まじまじと深泥池に来たのは初めてでしたが、四季折々で季節の景観を楽しめるようで、春のカキツバタ、冬のガマの穂など、また来てみたいな、と。
市内であり、市バスでも来れる生きた標本のような天然記念物満載の場所。興味深いスポットです!
市内であり、市バスでも来れる生きた標本のような天然記念物満載の場所。興味深いスポットです!
深泥池 へのツイート
歩いて深泥池に来ました。 pic.twitter.com/THf9QVxEEh
— えいざる@駅メモ (@eizaru_eki) March 21, 2020
基本情報
名称:深泥池
住所:京都市北区上賀茂深泥池町67−1
住所:京都市北区上賀茂深泥池町67−1
地元ではすっかりおなじみの池。と言っても、どうでしょう。広沢池のような観光スポットとして訪れる方、いるんでしょうか。市バスの終着駅にもなっていつつ、だからと言って目指して来ることも少ない場所。