地下鉄・太秦天神川駅から徒歩10分圏内にある古墳
市内にある古墳で有名な『蛇塚古墳』もこの界隈にあり、同じ嵯峨野太秦古墳群の一つ。
京都って、神社仏閣のイメージ強く、古墳というと奈良を想像しがちですが、全国の古墳の数ランキングでいうと、1位兵庫県、2位鳥取県についで、3位の京都。
こんな鳥居が目印。一見神社の参道に見えますが。
京都って、神社仏閣のイメージ強く、古墳というと奈良を想像しがちですが、全国の古墳の数ランキングでいうと、1位兵庫県、2位鳥取県についで、3位の京都。
こんな鳥居が目印。一見神社の参道に見えますが。
古墳には白清稲荷大神の祭壇がおかれているようです。
6世紀前半につくられたものと推定され、形状は前方後円墳。古墳群の中では、蛇塚古墳に次ぐ規模を誇り、墳丘長73m。嵯峨野一帯を開発した渡来系氏族の秦氏一族の墓と推測されています。
参道を登ると建物が。白清稲荷教の建物。
建物の中に、古墳の石室の入り口が。中に祭壇がおかれているそうです。管理者の方不在で今回は中に入れませんでしたが、ご近所の方の話ではたまに掃除で来られる時だと、無料で中を見せてもらえるそうです。残念。
墳丘周囲には周堀が巡らされ、ちょっとした登山感覚で散策できます。
市内とは思えないほど、鬱蒼とした山道を歩く感覚ですが。
古墳の頂きには小さな祠がまつられていたり。
この天塚古墳のすぐそばには、清水山古墳がかつて存在し、1973年(昭和48年)に破壊されて消滅し、石碑だけが残されていました。
住宅街にこんな古代遺跡あるのもちょっと不思議な印象も受けます。駅からも近い場所ですので、手軽に散策できる立地。古墳ファン必見です!
住宅街にこんな古代遺跡あるのもちょっと不思議な印象も受けます。駅からも近い場所ですので、手軽に散策できる立地。古墳ファン必見です!
天塚古墳 へのツイート
<京都・伯清稲荷大神>住宅街の中にある天塚古墳とよばれる6世紀前半の前方後円墳内に祀られている稲荷神。秦氏ゆかりの墓といわれており、1887年の調査で鏡や勾玉、馬具などが400点出土している。2基ある石室には祭壇が設けられている。 pic.twitter.com/a7fwoQAiZO
— 白狐研究会 (@inari_lab) 2017年4月17日
基本情報
住所:京都市右京区太秦松本町
入り組んだ住宅街を抜け、こんなところにホントに古墳があるのか?といった場所。