京都市内のど真ん中、圧巻の地下空間
現代美術家・彫刻家として活躍する金氏徹平は、音響や映像を扱うアーティストと共に、京都新聞の旧工場跡地と移転後の新工場で撮影した写真・映像および録音した音を用い、新作と旧作を織り交ぜて展示する。美術としての写真というメディアと、情報の複製、伝達、流通の手段としての新聞というメディアを、インクなどの液体と紙という物質として捉えて制作に臨んだ。
インクが画像や文字、そして情報となり、新聞として世界中に流通し、そしてその記憶が世界像を形成するように、私たちの世界では様々な流動的な物やイメージが「循環」していることに着目。インクも含めた液体が地球のあらゆる場所や生物の体内にも循環して生命や生活を構成している物質として捉え、そこに含まれる運動やノイズも含めて、新たにオルタナティブな世界像を想像させる作品へと昇華した巨大インスタレーションを発表する。
印刷工場としてのイメージとするならば、これはホイストクレーンでしょうか?
この巨大な空間ですが、見渡せない暗さやライティングによって、一つ一つ印象を重ね植え付けられて行きます。
この巨大な空間ですが、見渡せない暗さやライティングによって、一つ一つ印象を重ね植え付けられて行きます。
これはまさにインクそのもの
印刷機が置かれていただろう場所の奥まで来ると、更にこういう奥行きのある空間が広がります。
これは多分、紙ロールがロボットによって運ばれているところのイメージ。
一番奥まで来た、と思ったらこの広がり
「ここはどこなのか?」という不思議な感覚になります。
烏丸夷川の地下に居るはずなんですが(笑)
これは多分、紙ロールがロボットによって運ばれているところのイメージ。
一番奥まで来た、と思ったらこの広がり
「ここはどこなのか?」という不思議な感覚になります。
烏丸夷川の地下に居るはずなんですが(笑)
知らぬ間に参加している
観る人の影も計算されたライティングでしょうか?
これは自分の影ですが、知らない間にこのインスタレーションに参加しているかのよう
どんどん巻き込まれて行きますね。
これは自分の影ですが、知らない間にこのインスタレーションに参加しているかのよう
どんどん巻き込まれて行きますね。
振り返ればまた印象的です
スタッフの方々もこの作品の一部のよう
光の使い方が印象的です
ここから何かが生み出され、さらに広い世界が広がるかのよう
難しい表現しますが、気軽に行ってみて下さい
どんどん引き込まれて行きますから(笑)
ここから何かが生み出され、さらに広い世界が広がるかのよう
難しい表現しますが、気軽に行ってみて下さい
どんどん引き込まれて行きますから(笑)
基本情報
【KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)2019】
会期:2019年4月13日〜5月12日
会場:市内11ヶ所(メインプログラム)
■ 京都新聞ビル 印刷工場跡(B1F)
京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町 239
10:00—17:00|休:4/14、4/25、5/9
■ 詳細ページ https://www.kyotographie.jp/
会期:2019年4月13日〜5月12日
会場:市内11ヶ所(メインプログラム)
■ 京都新聞ビル 印刷工場跡(B1F)
京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町 239
10:00—17:00|休:4/14、4/25、5/9
■ 詳細ページ https://www.kyotographie.jp/
市街地のど真ん中に、こんな巨大な空間が残されていた事に大きく話題を呼びました。
今回もメインプログラムの会場の一つに選ばれています。(入場無料)
輪転機が置かれていた台座や紙のロールを移動させるレール、巨大なダクトや配管、配線もそのままの状態で残されていてまさに廃墟感抜群。
アーチストたちがわざわざ作って表現したい空間が、そのまんまあるという奇跡。
作品鑑賞とともに、この会場そのものの魅力を体験したい、多くのファンが訪れています。