2026年 初詣はここが穴場
伏見区横大路エリア。住宅街、いわゆる観光地があるわけではありませんが、2026年の午年にこそ訪れてほしい神社があります。
特に2026年は、十干と十二支が重なる「丙午(ひのえうま)」。初詣先としても注目したい神社です。
横大路の旧一号線沿い外環状線との交差点手前、淀・大阪方面へ向かうと、「馬の神様」と書かれた看板が目に入ります。
午年ということもあり、馬にゆかりのある名所としては、上賀茂神社、下鴨神社、貴船神社、同じ伏見では藤森神社がよく知られていますが、ここはまだあまり知られていない穴場的存在です。
特に2026年は、十干と十二支が重なる「丙午(ひのえうま)」。初詣先としても注目したい神社です。
横大路の旧一号線沿い外環状線との交差点手前、淀・大阪方面へ向かうと、「馬の神様」と書かれた看板が目に入ります。
午年ということもあり、馬にゆかりのある名所としては、上賀茂神社、下鴨神社、貴船神社、同じ伏見では藤森神社がよく知られていますが、ここはまだあまり知られていない穴場的存在です。
田中神社の創建は、平安時代後期の治暦年間(1065~1069年)。祇園感神院(現在の八坂神社)から「牛頭天王」を勧請したのが始まりとされています。
社伝によると、もともとは下鳥羽田中里に社殿があり、「牛頭天王田中神社」と称していました。
しかし安土桃山時代の天正年間(1573~1592年)に発生した大洪水で本殿が流され、現在の場所に無傷で漂着したと伝えられています。
社伝によると、もともとは下鳥羽田中里に社殿があり、「牛頭天王田中神社」と称していました。
しかし安土桃山時代の天正年間(1573~1592年)に発生した大洪水で本殿が流され、現在の場所に無傷で漂着したと伝えられています。
現在の本殿は、江戸時代・文化13年(1816年)、前年の火災後に再建されたもので、大型の一間社流造。拝殿は平成8年(1996年)に再建されました。
「馬の神様」と呼ばれるようになった時期は正確にはわかっていませんが、一説にはかつてこの一帯が、淀川と桂川の水運を利用した京都の物流拠点だったことにあります。
周辺には「草津湊」と呼ばれる河川港があり、船で運ばれてきた物資は、ここで陸揚げされ、馬を使って各地へと運ばれていました。
そうした歴史から、輸送を担う馬の無事や安全を祈願するようになり、やがて田中神社は「馬の守護神」として信仰を集めるようになったといわれています。
「馬の神様」と呼ばれるようになった時期は正確にはわかっていませんが、一説にはかつてこの一帯が、淀川と桂川の水運を利用した京都の物流拠点だったことにあります。
周辺には「草津湊」と呼ばれる河川港があり、船で運ばれてきた物資は、ここで陸揚げされ、馬を使って各地へと運ばれていました。
そうした歴史から、輸送を担う馬の無事や安全を祈願するようになり、やがて田中神社は「馬の守護神」として信仰を集めるようになったといわれています。
本殿脇には奉納された馬の像が鎮座しており、その姿はまるで狛犬ならぬ「狛馬」のよう。こちらは境内の御神木であった樹齢200年のクスノキの材木で作られそうです。
競馬好きの方ならピンとくるかもしれませんが、この旧一号線を南へ約4キロ進むと、京都競馬場があります。
その立地もあって、競馬関係者・ファンが多く参拝する、知る人ぞ知る神社でもあります。
競馬好きの方ならピンとくるかもしれませんが、この旧一号線を南へ約4キロ進むと、京都競馬場があります。
その立地もあって、競馬関係者・ファンが多く参拝する、知る人ぞ知る神社でもあります。
境内の社務所では勝馬守も授与されています。
京都競馬場は日本最古の競馬場でもあり、当時から関係者が訪れていた可能性もありそうですね。
実際、この道では競走馬を運ぶ特殊なトラックを見かけることもあり、競馬との距離の近さを感じます。
駅近くではありませんが、駐車場が用意されており、バスなら横大路車庫から徒歩5分ほど。
京都競馬場からも近いので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
京都競馬場は日本最古の競馬場でもあり、当時から関係者が訪れていた可能性もありそうですね。
実際、この道では競走馬を運ぶ特殊なトラックを見かけることもあり、競馬との距離の近さを感じます。
駅近くではありませんが、駐車場が用意されており、バスなら横大路車庫から徒歩5分ほど。
京都競馬場からも近いので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
基本情報
名称:田中神社
住所:京都市伏見区横大路天王後町51
参拝時間:9:00~17:00
参拝料:境内無料
住所:京都市伏見区横大路天王後町51
参拝時間:9:00~17:00
参拝料:境内無料