2023年12月13日更新

【京都和食】毎年恒例イベント食の祭典☆12月13～14日開催「京料理展示大会2023」

おおきに～豆はなどす☆今回は毎年この時期、左京区岡崎で開催される恒例イベント「京料理展示大会」。その初日の様子です。

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毎年恒例イベント☆京料理・食の祭典！！

毎年恒例12月に行われ、今年第117回を迎えるイベント「京料理展示大会」。その会場となる京都みやこめっせ。京料理の老舗を中心に名店が一堂に集う京都料理組合主催の展示会。食に携わる人たちが集う、言わば食の祭典。

今年は昨年に引き続きその注目度高く、平日にもかかわらず昨年を上回る来場者数とのこと。初日の開場時間には行列をつくるほど。例年、全国の料理人や調理師学校も遠征して見学に集う人気のイベントです。

吉田神社の末社で、料理や飲食に携わる方にとっては必訪の神社『山蔭神社』も毎年このイベント会場に鎮座。吉田神社の創始者であり、平安時代前期の公卿だった藤原山蔭卿を祀る神社。まずは今後の京料理、飲食業界の繁栄を祈願。

開場すぐに来場したこともあり、この時は比較的空いていましたが、この後徐々に来場者も増え、熱気にあふれていました。京都以外の地域からの来場者も多く、その関心の高さに毎度驚かされます。

京都を代表する名店の料理人たちが、日ごろの研鑽の技、成果を披露する大展示大会。京都の食文化並びに伝統産業の発展振興に多大に寄与する催しでもあります。

有名料亭の華やかなハレの料理が並びます。来場者には、調理師学校の若い生徒さんらしき方も多数いて、皆美しく盛られた料理を熱心に撮影されていました。

入口すぐの場所。こちらには京都料理芽生会と若き陶工とのコラボ展示。

京都料理芽生会は、京都の食文化を次世代に繋げるため、先人から受け継がれてきた京の食文化を次世代への共有財産として連綿に受け継ぎ、京料理、和食文化の発展に寄与する団体。そして、京焼を中心とした器の存在は京料理における必須要素。

こちらは京寿司の展示。いつも華やかに盛り込まれたお寿司に注目が集まります。

その京料理界を支える老舗の食材店の品々も展示。

ふぐ組合の展示も。

和食展示中心の中で紅一点とも言える、老舗洋食・レストラン菊水も。

今までなかった趣向として、今大会では有名老舗旅館の料理展示もありました。地元民にとっては、あえて利用する機会も少ないですが、新たな発見のある旅館料理。

本大会では、料理展示で約150店が参加。昨年よりも若干展示としては少ないそうです。というのも、昨今の京都の飲食業界においてはどこも慢性的な人手不足ということで、それが影響し今回の展示を見合わせたお店もあったそうです。

京料理の発展と伝統文化の継承を目的とする持続可能な運営方法の見直しも、今後必要になってくるだろう、という理事のお話もうかがいました。

なにやら開場早々に行列が。

これを楽しみに来場する方も多い、京料理の名店のお料理が手軽に味わえる食堂。その食券購入のための行列でした。そして、いつも瞬殺に売り切れてしまう瓢亭さんのお弁当は安定の完売（笑）

食堂運営も人手不足という配慮から、器を折詰にしたり、配膳のセルフ化など。

老舗名店のお寿司各種の即売も。

会場では展示即売もされており、プロの料理人が扱う食材も購入可能。最近ちょっとブームの金継ぎ店も出店。

そして、こちらも毎年恒例。中央ステージでは、京料理教室、生間流式包丁、舞妓による京舞、出汁巻きづくりコンテストなどが予定され、会場を盛り上げます。

さらに、京都を代表する調理師学校・大和学園の料理教室にも多くの方が興味津々で見学されていました。

平日にもかかわらず多くの方が来場し、コロナ禍での一時の落ち込みはあっても、京料理や和食への関心の高さがうかがえました。世界にも誇れる京料理、和食の奥深さを知る食の祭典。ぜひ、この機会にご参加ください！ヨ～イヤサ～♪

詳細情報

イベント名：第117回京料理展示大会
会場：京都市勧業館「みやこめっせ」第3展示場３F
住所：京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9−1
電話番号：075-221-5833
開催日時：2022年12月13日（水）、14日（木）10：00～16：00
入場料金（当日）：一般　1000円　学生　800円
関連URL：https://www.facebook.com/kyoryoriexh/
　　　　　https://www.instagram.com/kyoryori_tenjitaikai/