2022年9月16日 更新

【京都かき氷】夏季限定『ほうじ茶金時ソルベ』必食☆京料理老舗『和久傳』のくつろぎ茶菓席

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区市役所スグの場所にある老舗料亭手掛けるおもたせ専門店。その2階の茶菓席で夏季限定メニューを楽しみました。

喧噪を忘れるくつろぎ空間でいただける極上和菓子

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中京区、京都市役所前から堺町通少し下がった場所にある京町家。ここに京料理の老舗『和久傳』があります。明治3年に京丹後で料理旅館として創業し、現在は京都市内に数店舗ある名店。この堺町にあるお店は北側におもたせ専門店と茶菓席、南側に料亭があります。
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で、おもたせ専門店には何度か買いに来たことがありましたが、その2階に自慢の和菓子や甘味がいただける喫茶室があると知りつつ、今回初訪問。日中、残暑の中歩き回ってたどり着いたので、何か冷たいものでも、と思いやってきました。
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ちなみにおもたせスペースはこんな様子。落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりお菓子を選べるのが魅力の空間。今回はこの2階へ。
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階段を上ると、季節の花や絵が飾られ、わりと街の中心地にあたる場所ながら、それを忘れさせてくれるような静寂を感じます。
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窓からは料亭の屋根ですかね。坪庭があり、モミジの木が植わっているのがわかります。紅葉シーズンによさそうな。
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店内は少し民芸調にも思えるようなデザインのテーブルや椅子、照明など、落ち着いた佇まいながら、どこか懐かしさも感じるような設え。お祖母ちゃんの家に来たような(笑)
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今回は窓際の席に。各テーブルには季節の花が飾られています。格子からはうっすら簾と堺町通が見え、京町家らしい風景でもあり。
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着いて早々、お茶が美味しくおかわりをお願いしたらデキャンタにしていただきました(笑)

ちょっと珍しいですね。桑茶です。桑は和久傳の創業の地、京丹後の特産品ということからか、こうしてい提供されてるんですね。
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で、もう9月にもなろうかという時期ですが、涼やかな和菓子が並びます。氷系や冷やしぜんざいなど。

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他、和久傳名物のれんこん餅やわらび餅も。

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これいつも気になっている、山椒アイス。山椒ソーダもあります。京都人は山椒好きなので、こういうメニューきっと人気なんでしょうね(笑)
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で、今回はこちらの夏季限定メニュー『ほうじ茶金時ソルベ』1210円をチョイス。抹茶もありましたが。名物れんこん餅も付いていて、うれしいセットというか。ちなみに9月も継続メニューだそうですが、なくなり次第終了とのこと。
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で、待ってる間にテーブルに置かれた黒豆をつまむ。これも京丹後、京丹波の特産品。乾燥させた黒豆のまわりに甘味をまとった干菓子。カリカリと香ばしい黒豆の風味が口の中に広がり、上品な味わい。最後、カ空になった器にカメがいて気に入りました(笑)
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そして、熱い桑茶がそえられたほうじ茶金時ソルベが登場。
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見るからに大粒、艶やかな大納言小豆がふんだんに乗っていて、その上に愛らしい白玉が2個。
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一口サイズの琥珀色のれんこん餅にはきな粉がかかっています。
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まずはほうじ茶金時ソルベ。本当に大粒で感動するほどの小豆。割れがなくちゃんとホールの状態キープしてふっくら炊かれています。甘み控えめで小豆の風味強く、さらにいい塩梅で塩味も効いています。秀逸で上品な味わい。
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そして、下に隠れているほうじ茶ソルベ。ほうじ茶『狐伯』を贅沢に使ったシャーベット。わりとお茶の風味強く、焙煎する前は緑茶だったんだな、と感じさせる風味も残り、いろんな味覚を楽しめるシャーベット。そして、ちょっと粒子が不揃いなのも手でかいた感があり、味わい深いです。とにかく、上質なものをいただいてる、という実感。
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白玉もつるんといい弾力と歯ごたえ。
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そしてれんこん餅。わらび餅や寒天とは違う、蓮粉のでんぷん質特有の歯切れの良さというか。口の中でとろりとする食感面白いというか。味はシンプルに上品な和三盆の甘さときな粉の香ばしさ。この一口サイズ感がソルベとの取り合わせとして、とてもいいバランスですね。ちょこっと食べたい願望を満たしてくれるというか(笑)

茶菓席へは初めて伺いましたが、こんな好立地で隠れ家的でくつろげる空間があったとは。また季節ごとにお菓子をいただきに訪れたいですね。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:紫野和久傳 堺町店
場所:京都市中京区堺町通御池下ル東側
電話:.075-223-3600
営業時間:1階 おもたせ 10時~19時
     2階 茶菓席  13時~17時
       (ラストオーダー 16時30分)
定休日:無休(元日をのぞく)
公式サイト:https://wakuden.kyoto/store/sakaimachi/
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