2016年5月19日 更新

イタリア "プーリア地方"の郷土料理を大満喫!「オステリア コナチネッタ」@聖護院

京都でプーリア料理店を名乗るお店は、我々はここしか知らない聖護院の「オステリア コナチネッタ」。 今回は、貸し切り16名でわいわいと楽しんできました。

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伊太利をブーツの形に例えると、プーリア州は丁度かかとに当たる部分。800kmにも及ぶ海岸線がある、海に面した州。当然海産物も豊富なのだが、州の半分は農耕地帯で、小麦や野菜など農産物にも恵まれていて、 古代ギリシャ人が「豊饒の地」と呼んでいたらしい。

海の風と太陽の日差しを感じるとても優しいお料理で、呑み仲間とこのお店は美味しいよね!と確認し合いたくなる一軒。
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カフェ風な雰囲気なのだが、意外に広く、テーブルをパーティー仕様に組み替えていただいて超ゆったりの16席。

いよいよディナースタートなり。事前にシェフには「プーリア料理の会ということなので、できるだけ現地仕様な素朴な料理希望!」と「お酒は沢山呑みます!」だけ伝えておいたのだ(滝汗)
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まず抜栓したのはプーリア州のカンティーナ・クリフォなる作り手の白。スッキリ系で良きテーブルワインですな。上等上等!

ワインにあうプーリア料理が続々と

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突き出しの温かいオリーブ、固焼きクラッカー的な可愛い形のタラッリ、面白い食感のソースを非常に吸うパンが出てくる。当然自家製。で、プーリア名物、前菜小皿料理が次々、どんどんと!出てくるのですな。
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程よい酸味が効いた押し麦のサラダ。キュウリやら葉野菜やらとナイスマッチング。
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メジロ(ハマチの大きいやつ、更に大きくなると鰤に)のカルパッチョ。これも柑橘系の酸味を感じる、非常に明瞭に酸っぱい味付け。アーティチョークが乗っかっているのも面白い。

柔らかい名物チーズを生ハムと一緒に

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実はこのお店の名物料理ですが、今回初めて食べたかも!なプーリアのブッラータなるフレッシュチーズ。クリーミー&ミルキー、食感はスプーンで裂けるほどでモッツアレラより更に柔らかく。生ハムの塩気と一緒に頂くと、これは美味です。
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巨大なアスパラのフリット。特にひねりなく、どーんと出てくる。串揚げ店とは違う優しい香ばしさ。いやー、これまた非常に面白い。
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ズッキーニと可愛らしい鰯のフリットと続く。素朴だがちゃんと美味しい系。ワインが自然に進むのだ~。
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でっかいマテ貝のフリットで小皿料理終了~、これも過去こういう食べ方をしたのは初めてかも!なお味。貝味しっかりでしこしこと旨し。しかし、えんえんと健康的なワインのアテを頂いているという感じ。

シンプルな料理こそ・・

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トマトソースのオレキエッテ(コイン状のショートパスタ、このお店定番)が登場。皿には半端なくトマト味が濃厚なトマトソース、パスタのゆで汁、オリーブオイルと卸しチーズ。これを取り分ける際によく混ぜて、自分の皿の上でお料理が完成するという趣向。シェフ一押し。

普段、こちらでパスタをお願いすると、色々面白いものがあるので、こういうシンプルなソースのものを頂くのは初めてなのだが、これは確かにマンマの味でしょうな、と納得。激しく!旨いです。
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これもマンマの味系なムール貝、ジャガイモ、トマト、茄子などが入ったスープグラタン的な一品。初めて食べるのに、どこかで食べたような、なんともくつろげるお味。
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メイン料理はボンベッテ。 モッツァレラチーズを巻いた豚肩ロースの串焼きで、パン粉あり、無しの2種。これまたなんとも素朴で美味しい。付け合わせのジャガイモもいい感じなのだ。いやー、食った食った。
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呑み助向けメニューなので、カフェにピスタチオ入りビスコッティで〆。

シェフに御馳走さまでした!とお礼を言いつつ、また来ます~!なのだ。以上、期待通り、旨かったなり、でした。初めての方は、ぜひランチから食べに来てください~。美味しいですよ。

オステリア コナチネッタへの口コミ

オステリア コナチネッタ 店舗情報

店名:オステリア コナチネッタ (Osteria Conacinetta)
住所:京都市左京区聖護院東町14
営業時間:12:00~L.O.14:00 18:00~L.O.22:00
定休日:不定休
TEL:075-744-6530
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。