2023年12月6日 更新

【京都人の逆襲】東京人も実はいけずなのか!?東京で見かけた京都名物“いけず石”☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都市内でよく見かける通称『いけず石』。京都人の気質をあらわすものとして、よく揶揄されますが、意外な場所でも発見。

京都人の気質を象徴する『いけず石』がお江戸にも!?

とかく、京都人の気質をあらわす端的な言葉『いけず』。最近の京都中心部では、元々三代以上前から京都出身という人はもはや少なく、それと同時に京都以外の地域から移り住む人が増えている昨今。そして観光客の増加で、そんなに喧々といけずを発揮するのは得策ではない、と考える人も多いのか、いけず現場を見かけることも少なくなりました(笑)

自分が子供の頃は、ホンマに情け容赦なく不愛想、しかも裏表激しい女将やら、不快レベルないけず感丸出しの人も数多くいましたが(爆)
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で、そんな京都の府民性を表すものがあります。これ、通称『いけず石』。

いけず石は京都市内で主によくみかけられ、車よけとして設置される石。特に碁盤の目状に都市整備された狭い路地や曲がり角、住宅等の敷地の角や端に設置され、車両の進入による接触・損傷を防ぐためのもの。市内には数千個いけず石があると言われています。

元々京ことば『いけず』は『意地悪』という意味ですが、このいけず石が語源となっているとも伝わり、『これ以上行けない』から『いけず』が派生したとも言われていたり。



ちなみに、こちらは人気のカフェですが、その店前にも存在感ありありのいけず石が鎮座。
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さらにこちらは色付きで、よりわかりやすい配慮がなされていたり(笑)

実際、いけず石自体あまりにも見慣れた風景でカウントしたことはありませんが、最近では景観に配慮したいけず石やらスタイリッシュないけず石など、創意工夫のバリエーションも人それぞれ(爆)
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そんな、京都特有のもの、と思っていたいけず石を意外な場所で発見。

こちら、先日たまたま訪れた、東京の下町として知られる谷中、根津、千駄木界隈。都内って意外と坂道が多く、小さなアップダウンをいろんな場所で見かけます。
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個人的東京のイメージとは違う、こんな住宅街の細い通り。しかも京都の碁盤の目状の道に慣れてるせいか、Y字路やS字路など多彩で、新鮮な感覚で街歩きが楽しくなるわけですが。
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そんな路地の途中。あれ?
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あれあれ??これはもしや、いけず石(笑)
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またここにも(笑)

一瞬、都落ちした京都人がここで暮らしているのか?と、京都前提で考えていましたが、東京の友人の話では東京にもいけず石はあるらしく、特にこんな下町の細い路地にある家の角には多用されている様子。

いけずいけずと、いつも揶揄されることの多い京都人ですが、ほーら東京人もいけずやん!!とここでは反撃側にまわるわけですが。しかしながら、京都市内にいけず石数千個とはさすがに程度が京都圧勝というか(爆)

一矢報いる反撃のチャンスかと思われましたが、逆に墓穴を掘るという結果になってしまった、というお話でした(笑)
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