2024年1月15日 更新

【十日ゑびす】江戸時代にタイムスリップ!宝恵かご社参で商売繫盛を祈願「京都ゑびす神社」

日本三大えびすの京都ゑびす神社。東映太秦映画村の女優さんが、江戸時代の芸妓姿に扮して参拝される、京都らしい「宝恵かご社参」と境内の様子を紹介します。皆さんに福が届きますように~。

宝恵かご、ほい!

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京都ゑびす神社の創建は1202年。大阪の今宮戎神社、西宮の西宮神社と共に、日本三大えびすの一つで、建仁寺の栄西禅師によって建立されました。毎年1月8日〜12日の間『十日ゑびす大祭』として神事などが執り行われています。
東映太秦映画村による宝恵かご社参、境内の様子を紹介します。
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京都ゑびす神社は、栄西禅師が、南栄から帰国する際に、海上で暴風雨から守ってくれた、恵比寿神を祀ったことが始まりだそうです。建仁寺の近くに鎮座していますが、関係が深いんですね。
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「宝恵かご、ほい!」の掛け声とともに、東映太秦映画村の宝恵かご社参の御一考がやって来られました。
宝恵かご社参とは、江戸時代の芸妓さんに扮した女優さんが、松竹梅と紅白に飾ったかごに乗り込み、ゑびす神社へ参拝。
その後市内の百貨店や商店に吉兆笹を配り、京の新春を祝いされます。
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到着後、記念撮影に応じて下さいました。
芸妓さんに扮した女優さん達、お美しいです。皆さんのお姿を見ると、江戸時代にタイムスリップしたようです。
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京都ゑびす神社による、ご祈祷が始まりました。
その後、東映太秦映画村の新年のあいさつ、商売繁盛と家運隆昌を願う三本締めが行われました。
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ご一行が、巫女さんによる神楽の奉納を見守られ、福笹を受け取られます。
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福笹を持ち、福に満ち溢れたお姿です。
出発までの間、撮影タイムを設けて下さり、更に境内はにぎわいます。
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次の場所へ移動の為、出発です。「宝恵かご、ほい!」の軽快な掛け声とともに、出発される際も華やかです。

境内の様子

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宝恵かご社参が終了後、団体さんが参拝され、境内は引き続き賑わっていました。
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本殿には、大きなマグロが奉納され、毎年たくさんのお供え物も。
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神楽殿では、終日神楽の奉納が行われています。太鼓と笛、巫女さんが笹を持って、くるくると回って舞を奉納されます。
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縁起物は、大宝・福俵・福箕・福熊手・福鯛・宝船・宝来など、華やかで、福が舞い込みそうです。
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縁起物授与に巫女さんが対応されています。今年も引き続き、感染対策にビニールカーテンが張られていました。
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今年も残念ながら横参りは中止されていました。
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横参りとは、えびす様はご高齢の神様だそうで、肩をたたくように優しくトントン格子をたたいて、参拝した事を知らせます。
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京都ゑびす神社界隈でいつも見かける縁起物で、「人気大よせ」と書いてあります。赤い円の中に人を象った飾りがたくさんあります。人気が出て、商売繁盛につながりそうな華やかな縁起物ですね。
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ゑびす神社周辺にはたくさんの屋台が出ています。
そこで毎年大人気のえびす焼を購入しようと、立ち寄りましたが・・・
大行列です!20分程並びました。
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何とも言えないえべっさんの表情と、生地をつまんで作ったような、耳が可愛いです。
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えびす焼は毎年1月9日~11日、店舗前露店にて販売、10月の二十日ゑびす大祭の10月19・20日は、店舗内で販売されています。
皮の部分はパリッとしていて、あんこがあっさりしていて美味しいです。えびすさんの顔が書いてあるので、毎年食べにくいなあ、と思いながら、美味しく頂きました(笑)

今回は、京都ゑびす神社「宝恵かご社参」と、境内の様子も紹介しました。皆さまに少しでも福が届きますように~。

スポット情報

名称:京都ゑびす神社
住所:京都市東山区大和大路四条南
電話番号:(075)525-0005
関連ページ:http://www.kyoto-ebisu.jp/
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