2023年12月12日更新

【京都和食】絶品『出汁巻』入り京料理老舗の折詰！観劇や行楽のお供に食べたい☆「井傳」

おおきに～豆はなどす☆今回は中京区四条烏丸エリアにある京料理、仕出し料理の老舗。観劇や行楽にも豪華な折詰弁当をいただきました。

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四条烏丸エリアの京料理、仕出し料理の老舗の絶品折詰弁当

中京区四条烏丸にもほど近い場所にある、京料理の仕出し料理店「井傳（いでん）」。創業は明治40年にも及ぶ老舗。仕出し料理を中心に提供されていますが、お店でも会食スペースとしてお座敷があり、食事することができます。

お店自体は間口が狭くひっそりとしていて、店構えも目立たない雰囲気なので、気づかずに通りすぎることの多い場所にあります。

この日は京都南座で公演中の吉例顔見世興行の夜の部を鑑賞する予定で、途中の幕間弁当として、今まで注文したことのないものが食べてみたい！と思い探していたところ、こちらの折詰弁当が高島屋でも購入できる、ということで予約。

ちなみに、南座鑑賞の際の幕間弁当は会場でも販売されていたり、周辺の仕出し店で配達もしてくれますが、今まで利用したことあり。ですが、今回は試しに百貨店で注文してみました。

ご存じ、四条河原町の老舗百貨店・京都高島屋。

その地下の食料品売り場。このように予約弁当を扱うコーナーがあります。

今回は井傳さんのお弁当をチョイスしましたが、高島屋では他にも京料理の老舗をはじめ、いずれも京都を代表するお店のお弁当が各種あり、さらにカジュアルな洋食や中華なども。いろんな選択肢があるという意味では、さすが百貨店と言えます。

中には鯖寿司など、予約なしでも店頭にあれば購入できるものもあります。

今回はお弁当を購入後、その足で南座へ。

お茶をどこかで購入しようと、南座前の自販機。ちょうど十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演の観劇でもあったので、そこは伊藤園のお～いお茶一択で（笑）

で、観劇中の幕間のお弁当タイム。

こんな具合に丹精な折詰になっています。今回注文したのは松花堂形式の季節の折詰弁当3996円。師走のご褒美奮発弁当です（笑）

これまでにも京料理の老舗弁当を観劇の際にいただいたことがありましたが、わりと種類豊富にいろんなものが盛り込まれ、コスパもいい印象です。

出汁巻２つ、鰆幽庵焼き、もろこ南蛮漬け、かまぼこ、カマスうに焼、射込レンコン。

エビあられ揚げ、鶏松風、揚げ銀杏、薩摩芋レモン煮、鯖寿司、穴子八幡巻き、合鴨ロース、ししとう焼き、白酢和え

こちらは炊き合わせ。はもひろうす、南瓜、赤こんにゃく、焼き湯葉、里芋、生麩、ぶなしめじ、甘酢生姜

そして、ご飯には奈良漬けが添えられています。とても品数が多くて、解析するのも一苦労なほど（笑）

出汁巻き2個はうれしいですね。限りなくやわらかで、出汁の旨味を感じる絶妙な調味加減で絶品。

ご飯もツヤツヤもちもち。ちょっともち米配合されてるのか。

鰆の幽庵焼きも肉厚。

秋らしく、もみじ麩のあしらい。

レンコンにはたらこが射込まれていて、芸が細かいです（笑）

おせち料理のような演出でもある、松葉串の揚げ銀杏。

お出汁がじゅわっと染み出てきます。

こういう揚げ物や合鴨ロースがあると、ガッツリ感も。お酒のアテにもなりそうな料理ぞろい。自宅だったら絶対吞んでましたが（笑）

この時期の味覚、もろこも。

一口サイズの鯖寿司でしたが、脂も乗ってました。美味。

カマスのうに焼きまで。

おせち料理を先取りしたような豪華さで、代表的な季節の京料理が大体この折詰の中に網羅されていて、満足度高い折詰弁当。

今回は観劇のお供としていただきましたが、観光の方なら新幹線でちょっとリッチなお弁当として、さらに行楽のお供にももちろんいいですね。また違う季節にも利用したいお弁当でした。ヨ～イヤサ～♪