【京都新緑2026】和食『松花堂弁当』語源の史跡庭園!若竹そよぐ緑の空間「松花堂庭園」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府八幡市、石清水八幡宮境内にあった史跡。日本料理『松花堂弁当』の語源となる史跡庭園の新緑を満喫。

目次

『松花堂弁当』語源の石清水八幡宮ともゆかりある史跡庭園

京都府八幡市。ここに江戸時代の文化人・松花堂昭乗ゆかりの史跡庭園『松花堂庭園』があります。

日本料理や和食で、中に十字形の仕切りがある縁の高い箱を用いた『松花堂弁当』の語源となる場所でもあり。

元々この近くの石清水八幡宮境内にあり、文人であり、僧坊『泉坊』の住職でもあった僧侶・松花堂昭乗が江戸時代初期に隠居後に建てた草庵『松花堂』。

明治時代の神仏分離令による僧坊の取り壊しに伴い、この『松花堂』『泉坊書院』も存続の危機に陥りました。

明治30年代に貴重な史跡を保存すべく『松花堂』『泉坊書院』など現在の場所に移築され、現在は八幡市の史跡庭園として活用されています。

ちなみに、松花堂跡や泉坊跡は現在も石清水八幡宮(男山)境内の中腹にあり、見ることができます。

この松花堂庭園は20000㎡の敷地を誇る日本庭園になっており、東車塚古墳の墳丘を取り込んだ大変珍しいもの。40種類を超える竹や笹、200本を超える椿をはじめ、四季折々の植物が楽しめます。

入口スグの場所には、明治末期から昭和中期に活躍し、祇園白川『かにかくに』で知られる歌人・吉井勇の歌碑があります。吉井はここ八幡市で隠棲していた時期があり、松花堂昭乗について詠んだ歌もあり、その歌碑が建てられています。

同じ時代を生きた文化人、志賀直哉、谷崎潤一郎、湯川秀樹、梅原龍三郎らと一緒に撮影された貴重な写真も展示。

庭園内は新緑の若竹が風にそよぐ涼やかな景観。

まもなく開花時期を迎える真菖蒲。こちらは花菖蒲のような華やかな花でない、珍しい形状の花。

庭園内には池もあり、錦鯉や準絶滅危惧種の植物も水面で保存されています。

この日は休日でしたが、意外と見学する人も少なく、静かに新緑を楽しめる空間。

庭園内には茶室『松隠』『竹隠』『梅隠』があり、こちらは梅隠。

茶室内も見ることができ、その傍らには水琴窟もあり、涼やかな音色を奏でていました。

今回は立ち寄りませんでしたが、こちらの美術館では展覧会も開催中。

さらに順路を奥に進むと、松花堂及び書院庭園に。しばらく工事中だったそうですが、この日は中を見ること可能に。

こちらが草庵『松花堂』。昭乗が隠居後に住んだ建物で、茶室の機能も兼ね備えています。茅葺屋根の牧歌的デザインと天井絵の艶めかしさのギャップが面白くもあり。

こちらが『泉坊書院』。

端正に手入れされたお庭が印象的。

裏手にはすでに花の季節は終了した椿園があり、珍しい品種も多数。また冬にも訪れたい穴場庭園とも言えますね。ご参考に。

詳細情報

名称:八幡市立松花堂庭園・美術館
場所:京都府八幡市八幡女郎花43−1
電話:075ー981ー0010
開園時間:9:00~17:00
休園日:月曜日
公式サイト:https://shokado-garden-art-museum.jp/