世界遺産仁和寺の裏山・成就山の参拝コース
御室にある世界遺産仁和寺。いつも惚れ惚れする見事な二王門。京都三大門のひとつ。
【保存版】必ず行くべき!京都を代表する有名観光スポットの「門」!まさに名門ぞろい☆【厳選5つ】 - Kyotopi [キョウトピ] 京都がもっと”好き”になる。
他にも京都にはいろいろな見どころ満載の門あり。こちらもご参考に!
そして、仁和寺といえばこれ。遅咲きの名勝御室桜。背丈の低い桜。
ソメイヨシノより開花は遅いので、まだまだです。現在はこんなかんじ。
仁和寺マップ。広い境内です。
で、今回はこの図の左上にある成就山へ。
境内の北西にこんな石標。御室八十八ヶ所霊場御山めぐりと書かれ、ここから矢印の方向へ。
一旦境内を離れ、住宅街へ。ここから数十メートル先。
ここがスタートになります。
文政10年(1827)当時は本四国(四国八十八ヶ所)への巡拝が困難であった為、時の仁和寺29世門跡済仁法親王の御本願により四国八十八ヶ所霊場のお砂を持ち帰り、仁和寺の裏山に埋め、その上にお堂を建てたのが御室八十八ヶ所霊場の始まり。
約3kmにわたる山道ということで、野生のサルがいることも。あと、女性一人での入山もご注意を。
ここからお堂(札所)が点在し、それぞれのご本尊・弘法大師が祀られています。
そうこうしてるうちに早速お堂が。
お堂には御本尊に唱える真言がこんなふうに表示。たしか四国のお遍路の時、3回これを唱えるんだったな、と。そして拝礼。
本式というか四国お遍路だと大師堂とセットになってて般若心経も唱えますが、こちらでは大体ご本尊のお堂のみ。
本式というか四国お遍路だと大師堂とセットになってて般若心経も唱えますが、こちらでは大体ご本尊のお堂のみ。
こんなふうに山道に点在するんですが、すでに次の札所がすぐ隣りに密集気味。ちょっとキャンプ場のコテージ風(笑)こんなかんじならサクサク回れるだろう、と。
途中、見晴らしのいい休憩スポットも。お弁当持ちでもよかったかも。
真言もいろいろ
さらに進みます。
真言もご本尊によっていろいろ違い、こちらは難読パターン。
真言もご本尊によっていろいろ違い、こちらは難読パターン。
おそらく、今回のキングオブ難読真言。早口言葉が得意な方、ぜひ挑戦してみてください(笑)
で、こちらは一番カンタンなバージョン。暗記できるほど(笑)
山頂に近づくと、大師像が登場。もう一息!
ホントに四国とそっくりそのまま。ここから伊予の国に。京都ですけどね(笑)
お堂もこんな歴史を感じる建築様式のものも。
山頂で市内一望
で、ようやく山頂へ。標高236m。そんなに高いわけではありませんが。
でも、見晴らしよく、霊峰・愛宕山はまだ雪が残ってるのも見えます。
そして、市内一望。こんなによく見える場所、大文字山、稲荷山以外知らなかったんで、ちょっと感動。
大文字山もよく見えます。で、ここから下って行きます。
こんな崖状のところにもお堂が。鎖場。ちょっと山形の山寺のような雰囲気も。
こんな支えで大丈夫でしょうか。ドキドキ(笑)
滝場も。
まわりは池。浮御堂のような立地のお堂も。
この石を触った手で足腰をさすると健康祈願になるらしく、必死でさすりまくり。
最後、88番結願寺に到着。
ゴーンと鐘を鳴らして結願。
大体2時間ほどのコースと書かれてましたが、信心深く真言を全部のご本尊に唱えながらだと3時間半かかりました(笑)それでも、ただ山登りするんじゃなく、お堂めぐりしながらだったんで、かなり楽しめました。時期によっては「八十八ヶ所ウォーク」というイベントがあり、スタンプを押しながら巡拝もできます。お試しください。
大体2時間ほどのコースと書かれてましたが、信心深く真言を全部のご本尊に唱えながらだと3時間半かかりました(笑)それでも、ただ山登りするんじゃなく、お堂めぐりしながらだったんで、かなり楽しめました。時期によっては「八十八ヶ所ウォーク」というイベントがあり、スタンプを押しながら巡拝もできます。お試しください。
御室八十八ヶ所霊場 へのツイート
12月21日(水)に歩いた京都の仁和寺の裏山にある御室八十八ヶ所霊場。
— ぶな (@bunamomo57blue) 2016年12月23日
愛宕山や京都の市街地を眺められる場所もあった。 pic.twitter.com/PxLhv4pfUf