【京都】住宅街に高級中華が本気で手掛けるラーメン店が誕生!御所南「ラーメンまきさだ」

御所南エリアに、注目の新ラーメン店が誕生。2026年4月27日にオープンした「ラーメンまきさだ」は、ミシュランセレクテッド掲載の高級中華料理店「京中華 牧定」が手がける一軒です。中華の技術を落とし込んだ、注目の一杯です。

目次

御所南に高級中華が手掛けるラーメン店が誕生

中京区・御所南エリア、高倉二条の東側に2026年4月27日オープンした「ラーメンまきさだ」。

ラーメン店の多い京都ですが、この春は新店ラッシュ。その中でも、注目度の高い一軒といえるでしょう。店名からもわかる通り、ミシュラン・セレクテッド掲載の高級中華料理店「京中華 牧定」が手がけるラーメン専門店です。

一軒家造りのゆったりとした店舗で、店内には待合スペースも完備。まずは券売機で食券を購入するスタイルです。

ラーメンのメニューは、醤油ベースの「まきさだラーメン」(1,100円)のみとシンプルな構成。サイドメニューは昔ながらの焼売(2個200円)、ラーメンに焼売2個とごはんが付いたセット(1,400円)も用意されています。

※価格は税込表記

広々とした空間ながら、客席はカウンター10席のみ。洗練された内装で、さらに奥には坪庭もあり、いい意味でラーメン店らしさを感じさせない設えです。

単にメニュー監修をして新しい店長に任せるスタイルではなく、オープン当日は「京中華 牧定」のご兄弟に加え、キャリア豊富なお父様も厨房に立つ贅沢な布陣。以降は、昼は弟さん、夜はお父様が中心となって調理を担当されるそうです。

実際に調理風景を見ていると、ラーメン店というよりコース料理の締めやホテル中華のような丁寧な仕事ぶり。白ネギを油通しし、タレと細切りチャーシューを和えたり、具材をスケールで量りながら小分けしたりと、随所に繊細さが光ります。

さらに、一般的なラーメン店ではあまり見かけないパイ皿も使いながら仕上げており、通常のラーメン店とは異なるアプローチが興味深いところです。

今回は「まきさだラーメンセット」(1,400円)を注文。ラーメンに蒸したての焼売、ごはんが付いた満足感あるセットです。

京都ではあまり見かけない個性的な仕上がりで、醤油ラーメンをベースに背脂がたっぷり浮かび、たっぷりの白ネギを盛り付け、仕上げに一味を振った一杯。

白濁した鶏ベースのスープに和出汁と醤油タレを合わせ、背脂の甘みが加わることで奥行きのある味わいに仕上がっています。
いわゆる背脂醤油系の親しみやすさはありつつ、どこか新しさを感じさせるバランス感覚は、まきさだならでは。

麺はコシのあるストレート細麺。スープや背脂との絡みもよく、白ネギなど具材との一体感も高く、箸が進みます。食べ進めると、一味の心地よい辛みが広がり、味に立体感を与えてくれます。

そして秀逸だったのが、白ネギと炙りチャーシュー。油通しした白ネギは甘みと香りが増しながら、シャキシャキ食感は健在。豚チャーシューはとろけるように柔らかく、さらに軽く炙ることで香ばしさも加わります。その風味がスープに溶け出し、後半の味変も楽しい一杯でした。

背脂醤油系やラーメンショップ系の新解釈ともいえますが、味や香りの重ね方、全体の一体感を見ると、やはり高級中華ならではの技術と感性を感じます。

大ぶりの焼売も肉感たっぷりでジューシー。単品2個200円と価格も良心的で、これは追加注文もあり。思わずビールが欲しくなる味わいです。

御所南周辺は意外とラーメン店が少ないエリア。丁寧な一杯だけに、今後人気が出そうな気配です。すぐ近くには行列店「高倉二条」もありますが、方向性が異なるため、うまく棲み分けもできそう。

ラーメン激戦区・京都においても、新しい風を吹かせる存在になりそうです。

店舗情報

店名:ラーメン まきさだ
住所:京都市中京区高倉通二条西入松屋町53-2
営業時間:11:00〜14:30 / 17:00〜21:00 ※L.O 10分前
定休日:水曜
https://www.instagram.com/ramen_makisada/