【京都朝ごはん】老舗だし屋で味わう、削りたて鰹節とだしの贅沢朝定食「うね乃」

京都のだし文化を支える老舗「うね乃」。五条通沿いの「おだしのうね乃 五条店 AKA ALLOUNENO」で、新たに朝ごはんがスタートしました。削りたての花かつおに、ご飯、味噌汁、季節の一品。だしの旨味の変化まで楽しめるだし茶漬け、老舗ならではの朝ごはんをご紹介します。ランチにも利用できます。

目次

老舗だし屋で味わう。しみじみ美味しい朝ごはん

五条富小路にある「アロウネノ」。東寺近くに本店を構える、だしの老舗「うね乃」が手掛けるお店です。
もともとは「アロウネノ」として、だしを使ったお惣菜やお弁当、家庭で使えるだしパックなどを販売していましたが、リニューアルして「おだしのうね乃 五条店 AKA ALLOUNENO」に。
デリやお弁当などの販売は継続しながら、新たに店内で「朝ごはん」をいただけるようになりました。
営業時間は朝8時30分から。京都で優しい朝ごはんを探している方にも覚えておいてほしい一軒です。

店内に入ると、手前にはお惣菜やお弁当などが並ぶショーケース。その奥には、だしパックをはじめとした「うね乃」の商品も販売されています

さらに店内にはテーブル席が用意されていて、こちらで朝ごはんをいただくことができます。

注文はセルフサービス。先に席を確保してからレジで注文・支払いを済ませ、番号を呼ばれたら受け取るスタイルです。クレジットカードにも対応しています。

今回のお目当てが「朝ごはんセット」1,320円(税込)。
名前は朝ごはんですが、8時30分から15時のラストオーダーまで注文できるので、遅めの朝食はもちろんランチとしても利用できます。

ショーケースには小鉢やお惣菜も並んでいて、お好みで追加することもできます。この日は、だし巻きやおから、きんぴらなどがあり、小鉢は220円から。日によっては魚なども並ぶそうです。

セットは、削りたての花かつお、ご飯、お味噌汁、香の物、そして季節によって変わる一品。この日は夏季ということで玉子豆腐でした。
ご飯とお味噌汁は、2杯目までおかわり無料です。

まず目を引くのが、ご飯を覆うほどたっぷり盛られた花かつお。注文が入ってから削ってくれます。
驚くほど薄く削られていて、箸で持ち上げるとふわふわ。風が吹けば飛んでしまいそうなほど繊細です。
口にすると、まず広がるのが鰹節の豊かな香り。派手な味付けではありませんが、旨味がしっかりしているので、これだけでも十分ご飯のお供になります。
好みで醤油を少し垂らしてもいいですが、まずはそのまま。甘みのあるご飯と合わせることで、鰹節そのもののおいしさがよくわかります。

そして、この日の一品だった玉子豆腐も印象的。
普段何気なく食べている玉子豆腐とはひと味違い、口に入れた瞬間からだしの風味がしっかりと広がります。なめらかな口当たりに、卵のまろやかさとだしの旨味。シンプルな料理だからこそ、だしのおいしさがストレートに伝わります。

お味噌汁も、だしの旨味が土台にある、しみじみとおいしい一杯。具材はシンプルですが、その分だしと味噌の風味がよくわかります。ご飯や花かつおともよく合い、2杯目までおかわりできるのもうれしいところ。
添えられた香の物もいい箸休め。この日はきゅうりや人参などに昆布を合わせたもので、ほどよい塩気と食感がアクセントに。シンプルな朝ごはんだからこそ、こうした脇役もいい仕事をしています。

2杯目をおかわり。ポットに用意された昆布だしをご飯と花かつおに注ぎ、出汁茶漬けのようにしていただきます。
鰹節のイノシン酸と昆布のグルタミン酸が合わさることで、旨味がぐっと増し、最初の一杯とはまた違った味わいに。それぞれのだしのおいしさと、合わせたときの相乗効果まで体感できるのは、老舗のだし屋さんならでは。

朝食としては少し贅沢な1,320円ですが、削りたての花かつおから玉子豆腐、味噌汁、昆布水まで、ひと通り「だしのおいしさ」を楽しめる内容。おかわりもできるのもボリュームも十分です。

店内では、うね乃のだしパックや調味料、惣菜、弁当なども販売されています。朝8時30分から、丁寧なだしを味わえる朝ごはん。京都らしい朝食を楽しみたい方にもおすすめしたい一軒です。

店舗情報

店名:おだしのうね乃五条店aka.ALLOUNENO
住所:京都市下京区本塩竈町557 メゾンドール五条 1F
営業時間:8:30〜16:00(L.O.15:00)
定休日:日曜、不定休
https://www.instagram.com/allouneno/