境内には『京都観光神社』も
京都御苑内、南西側。閑静で緑豊かな場所で散策中発見。じつは初参拝(笑)考えてみると、御苑内に神社って意外とありますね。
平安時代初期の公家・藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)が筑前宗像神を勧請し、邸宅の鎮守社として祀ったのが始まりとされる。
その後、応仁の乱など大火などで荒廃した時期もありつつ花山院家が相続し、江戸末期まで邸宅に。
かつて明治維新で都が東京に移るまで、ここ京都御苑には200もの公家の邸宅がありました。
遷都とともに公家も東京に移転。多くの屋敷が解体される中、神社だけが残った形。
かつて明治維新で都が東京に移るまで、ここ京都御苑には200もの公家の邸宅がありました。
遷都とともに公家も東京に移転。多くの屋敷が解体される中、神社だけが残った形。
そして、遠くからでも一際目を引く巨木。
御神木である樹齢600年とも800年とも言われるクスノキ。京都御苑内で一番の巨木で最長寿。全体像を撮影しようといろいろなアングルを探りましたが、ことごとくフレームアウト(笑)
御神木である樹齢600年とも800年とも言われるクスノキ。京都御苑内で一番の巨木で最長寿。全体像を撮影しようといろいろなアングルを探りましたが、ことごとくフレームアウト(笑)
石造りの鳥居をくぐると、朱色の鳥居とのぼりが立った花山稲荷社。倉稲魂神を祀る。花山院家の守護神で、藤原時平によって合祀。
その向かいにも石づくりの鳥居が。比較的新しいようにも見えますが。
京都の観光業者必訪の神社とも言えますが(笑)
猿田彦大神を祀り、昭和44年(1969年)、観光業者の発案で観光客の安全息災と業界の発展を祈念して、道案内の神として勧請創祀。京都御苑内という、立地的にも絶好の場所ですね。
昭和11年(1936年)、京都御所の紫宸殿前にあった左近の桜で、植え替えの際移植されたもの。
一番北側にある本殿。主祭神は宗像三女神である多紀理比売命・多岐津比売命・市岐嶋比売命。
ちょうど青もみじも繁り、静かで清涼感もただよう境内。広大な京都御苑の風景を思うと、また違った趣のある空間です。御苑内にもまだまだあまり知られていない観光スポットがたくさんありますね。
宗像神社 へのツイート
#宗像神社
— 愛知ッ虎(あいちっこ) (@tigers1006933) 2019年4月29日
宗像神社内の京都観光神社にて、雨が降らないように祈願😅 pic.twitter.com/7od7Vtc04x