【京都橋めぐり】京都の歴史とともに移り変わる風景!かつては市電駅もあった☆賀茂川「葵橋」

京都家庭裁判所前。賀茂川にかかる葵橋。京都の歴史ととものその風景も移り変わり、葵祭のコースであり、京都市電も行き来してたり。

目次

下鴨エリアの交通の要所となる葵橋

賀茂大橋から賀茂川を上り、下鴨本通、京都家庭裁判所へと続く橋。

ここから高野川と合流し鴨川になり、さらには桂川と合流する賀茂川。

近世(安土・桃山時代-江戸時代)後期、架橋。当時はもちろん木造。かつては葵祭のコースでもあり、まさに平安絵巻さながらの風景。

その橋の下にはこんなモニュメント。今まで気づきませんでした。

明治45年に営業開始した京都市電。市内の発展に伴い、昭和30年代には路線延長77キロメートル、車両数357両。「市民の足」として活躍。その後、自動車の普及とともに昭和53年に営業終了。

市電は鴨川・高野川に架かる9本の橋を日々行き来。中でも葵橋は市電が走る橋の中では最後に開通。橋の両側には「葵橋東詰」「葵橋西詰」の二つの駅が設けられていました。

昭和31年開通当初は、道路が完成しておらず、市電のみが走る橋だったことも。

橋の下へ

橋げたに残っているプレートからもその歴史が偲ばれます。
こんなふうにゆっくりと橋を散策すると、いろいろな歴史を知る機会になって面白いですよ。

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