【京都神社めぐり】来年の干支・イノシシの大絵馬は驚きの3D!ウリ坊までいる力作☆「諸羽神社」

山科駅から毘沙門堂に向かう参道途中にある神社。なんでも来年の干支でありイノシシが3Dで飛び出す大絵馬が飾られているというので行ってきました。

目次

ウリ坊もセットになった猪突猛進大絵馬

山科駅から毘沙門堂へ続く参道から少し東に入った疏水近く。かなりローカルな神社。おそらくご近所の参拝客くらいしかないような。初参拝。

たまたま某ローカル新聞で、こちらのことが紹介され、ちょっと面白い大絵馬が飾られているというのでやってきました。

『平家物語』にも登場する諸羽山(柳山、やまぎやま)南西麓に平安時代中期創建。もともと境内は平安時代の人康(さねやす)親王の山荘跡。親王に因み「四の(ノ)宮」「四宮社」とも呼ばれ、古くより、四宮、安朱、竹鼻地域の産土神(うぶすなのかみ)として信仰。

祭神は天児屋根命(あめのこやね)、天太玉命(あめのふとたま)、応神天皇(おうじんてんのう)、脇殿中央に八幡宮、左に伊奘諾尊(いざなぎのみこと)、右に素戔鳴尊(すさのおのみこと)、若宮八幡など六柱を祀る。

この時参拝客は私のみでしたが。
ちょうど拝殿にスカイブルーの遠くからでも目に付く絵馬が。

これがその例の大絵馬。イノシシ部分がもっこりしてます(笑)

超リアル。毛もフッサフサ。近所に住む方が趣味が高じて制作されてるそうですが、今年で9作目。て、3Dシリーズ?笑。いやぁ~過去のも見てみたいですね。十二支を一巡するまでがんばって制作される予定なんだとか。

イノシシの足元にはウリ坊もいます。ファミリーですかね(笑)毛はほうきの先を埋め込んで、より荒々しさを表現。

意外とこの絵馬のファンも多く、毎年楽しみにされてる方も多数。

拝所。

拝殿。これまでに三度の大火で消失し、1768年に現在の社殿が再建。

御神木の切株がそのまま祀られています。

末社には天満宮、稲荷社。

人康親王の山荘の跡にあったものを移したと伝えられている「琵琶石」。親王がこの石に坐って琵琶を弾いたと伝えられています。さらに奥に井戸の御神水。

疏水スグの山間にあり、とても静かでホントにリアルイノシシが登場しそうな雰囲気の神社。3D絵馬必見です!

諸羽神社 へのツイート

詳細情報

住所:京都市山科区四ノ宮中在寺町17
電話番号:075-581-0269
関連サイト:http://山科.com/moroha/moroha.html