京都の夜を刺激的な一杯で締める 祇園で朝まで営業「京辛麺 KYO-KARA」

花見小路から少し東へ。夜更けでも明かりが灯る「京辛麺 KYO-KARA 京都祇園店」。旨辛スープにとろりと卵、心地よい刺激とまろやかさが同居する一杯です。深夜の祇園で“もう一軒”を探す人にぴったりの実力派ラーメン店。

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祇園の夜を刺激的な一杯で締める

2025年6月オープン。祇園エリア、花見小路から富小路を東へ進んだ場所にある個性的なラーメン店「京辛麺 KYO-KARA 京都祇園店」。木屋町に一号店があり、「もつ鍋 利光」の系列店です。
営業時間は長く、ランチ営業のあと、18時から翌朝6時まで営業。深夜の〆としても好評です。

今回は2軒目で伺いましたが、大盛況。女性のみのグループや海外の方も多く、幅広い層に人気があります。
スタイリッシュで清潔感のある店内は、オープンキッチンのカウンター席がメイン。奥にはテーブル席が1卓あります。

まずは名物の「京辛麺」を。なんとカスタマイズは1000通り以上!
ベースは〈ノーマル・トマト京辛麺・カレー京辛麺〉の3種類で、限定メニューが登場することもあります。

辛さは0〜25段階まで選べ、さらに“3倍辛”の唐辛子トッピングも可能。
麺は中華麺、こんにゃく麺、木綿とうふ、和田こんにゃくの4種類から選べます。
そのほか、ニンニクの量も選ぶことでき、有料にはなりますが、ニラ、九条ねぎ、チーズ、パクチーなどトッピングも豊富です。

麺類以外にも餃子や唐揚げ、なんこつ、チャーハンなどもあり、軽い居酒屋使いにもぴったり。
場所柄、シャンパンのボトルも置いてあります(笑)。

2件目なので、軽くつまんで、京辛麺で〆る流れに。
このメンマが驚くほど辛く、シャキシャキ食感でお酒が進みます。

今回はスタンダードな「京辛麺」を、ちょい辛の5辛・中華麺・ニンニク通常・トッピングなしで注文。

合挽きミンチとニラを玉子でとじ、たっぷりの唐辛子をふりかけた刺激的なビジュアルです。

具材の組み合わせは台湾ラーメンにも似ていますが、玉子でとじることでまろやかに。
動物系清湯スープをベースに、醤油でコクを加えています。しっかりとした辛さの中に、まろやかさが共存。棘のある刺激ではなく、旨みと辛さのバランスが絶妙です。
ニンニクは青森県田子産。香りは上品で、スープの旨みを引き立てます。にんにくの嫌な香りも残らないので、ぜひ入れて楽しんでください。

麺はスープに合わせた特注の中細中華麺。ぷりぷりとした食感で、リズムよく箸が進みます。
〆にもぴったりで、重すぎない仕上がりです。

棘のない辛さとまろやかな玉子のギャップがハマる理由かもしれません。辛いものが苦手ではないんですが、5辛で精一杯でした。

25辛を平然と食べる友人もいますが、初めての方は3辛あたりからが安心です。

卓上には酢・醤油・ラー油などの調味料もあり、お好みの味変も楽しめます。

辛さも選べて、トマトやこんにゃく麺など、比較的ヘルシーな麺まで揃っていて、多彩なニーズに応えてくれいます。

ランチから深夜、朝方まで対応していて、重宝する居酒屋メニューも豊富な麺屋さんです。記憶に残る辛さや味わい、食感で、つい〆に寄りたくなるかも。中毒性に注意です。

店舗情報

店名:京辛麺 KYO-KARA 京都祇園店
住所:京都市東山区祇園町北側279-12
営業時間:
平日 12:00〜15:00 / 18:00〜06:00
土曜 12:00〜15:00 / 17:00〜06:00
日曜 12:00〜22:00
定休日:不定休
https://www.instagram.com/kyokaramen.gion.kyoto