真の肉好きなら必ずたどり着く極上ハンバーグ!京都老舗レストラン「くいしんぼー山中」【桂】

もう昔から、その美味しいハンバーグのウワサは聞いてました。京都のガイドブックには必ず登場する有名店。何十年と聞き続けた、その美味しさを確かめに桂にある老舗レストランへ

目次

生まれも育ちも京都ですが初訪問(笑)

もうかれこれ10代とか、美味しいものに興味がわく年頃からこちらのハンバーグのことを聞いていました。だからハンバーグの専門店かとずっと思ってて(笑)

つい最近も行きつけの美容師さんにここが京都イチ!と言われ、近いうちに行かなアカンなぁと思ってて、今回何十年越しかの初訪問(笑)

桂エリア。車で行きました。普段あまりご飯食べに来ること少ないエリアですが。

今回はランチでお邪魔することに。

店内に入ると、なんとも芳しい牛肉の脂の甘い香りが漂っています。たぶん、肉好きなら恍惚の空間のような(笑)

とても使い込まれた感のある重厚な設え。カウンター席とテーブル席があり、私達はテーブルへ。2階にも席があるような雰囲気でしたが。

テーブルにはチェックのクロス。お箸で食べるお店みたいです。

各テーブルの頭上には大きなダクトが。テーブルでも肉を焼くことあるのかな?と店員さんに聞くと、コンロ付きのテーブルで昔は使用してたそうです。

で、メニュー。1976年創業。まあ40年余ですから古い方ですよね。
お店のあいさつ文から、並々ならぬ牛肉へのこだわりを感じます。近江牛ですら上等な印象なのに、『正真近江牛』て。相当な選りすぐり感。

そして、ランチメニュー。
ステーキ店としての方が有名なんですかね。今回はハンバーグ目的ですが。

最初からハンバーグランチ2800円(税別)と決めていて、それを注文。まあ値段も張ります。
もっとお手頃なA、Bランチやビーフカレーも。カレーを注文した人がいたのか香りが漂ってきたのですが、あぁ昔のカレーってこんな香りだったな。ていう牛肉の濃さとカレースパイスのキレが合いまった、どこか懐かしいお店のカレーの香りがしました。

他、夜メニューも。
奮発してでも美味しい肉が食べたい!て夜にはいい感じです。

で、まずはベークドポテト。
これ見ただけで、ホントに正統派な印象を受けました。最近、こんな形のバターって見かけなくなりましたよね。古い洋食店や喫茶店でホットケーキ注文するとついてくるバター。

そのバターをポテトに乗せて。ホクホクのポテトにバターの塩味とコク、ほのかな甘みが加わり、上品なベークドポテト。

スープはコーンポタージュ。もしかしたら、牛肉ベースのスープを使ってるのか、パンチのあるコク。そしてホワイトペッパーの程よい辛味。でも、これもどこか懐かしい味。

サラダ。ドレッシングも自家製みたいです。正統派な酢とマスタードが効いたドレッシングの味がしました。

で、ようやく主役のハンバーグが登場。ご飯も添えられて。

意外とこんなタイプのハンバーグ、最近のお店では見かけませんが。ドーナツ状になったハンバーグの中央に玉子を入れて焼き、ソースはデミグラス。付け合せ野菜、かぼちゃ、インゲン、とうもろこし、の夏野菜。グラッセにしたもの、ボイルのもの。そして、ユルメのマスタードも。

で、玉子があるんで、毎度恒例ですが(笑)黄身部分をつついて、卵黄汁決壊。

それぞれの味を楽しむべく、あまりこねくり回さず一口。ビターで深いデミグラスソース。丁寧に作られた感じします。ハンバーグ、蒸し焼きにされてるのか、柔らかくてふっくら仕上げ。なので、ここからは魚用のナイフですくうように。トロける食感。でも、つなぎや肉以外の混ぜものが少ないのか、肉肉しい味。肉本来の味を噛む毎に。

マスタードもつけて。肉にマスタード、最近マイブームなんで(笑)マイルドなマスタードの辛味と芳香気味な甘みが足され、ビールが欲しくなる。

仕上げにほうじ茶が。ほっこりします。

で、最後コーヒー。

あー久々に美味しいお肉食べたなーと実感できるハンバーグ。きっとステーキなら昇天すること間違いなし。最近のハンバーグもいろいろな要素が入りすぎて、肉度外視になってるところもある中、やはり肝は肉!という気骨を感じるハンバーグ。ちょっとお値段は張りますが、人気なのが頷けました。

ヨ~イヤサ~♪

くいしんぼー山中 への口コミ

くいしんぼー山中 基本情報

住所:京都府京都市西京区御陵溝浦町26-26
電話番号:075-392-3745
営業時間:11:30~14:00(L.O.13:45) 17:00~21:00(L.O.20:45)
定休日:火曜・第3月曜日定休 (祝日の場合は営業)
関連サイト:http://www.ac.auone-net.jp/~yamanaka/