【京都】高級ホテル中華の味を手軽にランチで!穴場の香港料理店「恵明」

千本丸太町「香港料理 恵明」で、ランチなり。シェフは高級ホテルの料理長を歴任されていた方で、本格的な香港料理を気軽にいただけると評判。

目次

本格的な香港料理ランチ

なんだか中華料理とかの気分じゃない?ということになりまして、一軒、以前から気になっていたお店にきたら、これがまたなかなかに凄いお店だったので、気合シッカリ目にご紹介。
場所は千本丸太町交差点の北西角から西に50mほど。お店の名前は「香港料理 恵明」。もう開店7年ほどになる様なのですが、こういう良いお店を見逃しているのですな。香港から移住されたご夫婦がお二人で営むお店で、ご主人は京都ブライトンホテルで料理長だった方。ワクワクと店内に。

こういう感じでパーテーションで区切られていて、全体は分かりにくいのですが、全20席ほどの小箱。ま、お二人で運営されているので、満席になるとお料理を待つことになるでしょうな。
店内は、御覧のようにスッキリと片付いていて、深草・元田中周辺の現地系中国料理店とは整い感が違う、チョイ高級な雰囲気。

ランチメニューがこちら。メインのお料理に、スープとデザート、冷たいお茶が付いてくる趣向。ま、ランチとするとそこそこ、いいお値段なのですが、これがお値打ちなわけで。

現在、定番のランチ以外に限定メニューに「麻婆茄子ごはん」¥1700もスタンバっているわけで。

で、ランチにセットできる手作り点心が色々と。うわーこれは本格的!と思いつつ、お値段も本格的なわけで。めっちゃ大根餅とチャーシュー包!が食べたい~のですが、今晩めっちゃ呑み喰いする予定なので控えめに、Aセットの「自家製香港チャーシュー玉子ご飯」¥1880、Cセットの「海老入りカレー焼きビーフン」¥1780を注文。

ワタシの隣にサービステーブルが置いてありまして、そこに並んでいる各種アルコール類を確認しつつ、ワクワクとお料理を待つわけで

で、まずはランチに付いてくる冷たいお茶(中国緑茶ですが、蓮茶のような滑らかな口当たりで美味しい)がでてきて、私は追加でこちらの冷え冷えビールも頂いてニッコリ。

うわー、これはいきなり美味しいよ!とビックリしたスープが登場。ジャガイモとカボチャの角切り、刻み白ネギなどが入っている優しい味わいで、トロミがあるオイスターソース&中国醤油系な旨さなのですが、もっと複雑かつまろやか。いやー表現力が付いて行かないのですが、超旨いです。

で、先にCセットの「海老入りカレー焼きビーフン」が登場。フロア担当の奥様から「シェアされます?」と確認され、すっと小皿が登場。香港料理店なので焼きそばにするか、めっちゃ悩んだのですが、カレーの魅力に抗えず。
具材は意外に肉厚目な豚バラ、プルンと小エビ、玉子、モヤシと千切り人参、紫玉ねぎスライス、と言う布陣。全然おだやかーな、上等カレー味。

しっこしこと歯ごたえ良好なビーフンで具材もイイ感じで一体化。具と麺の量のバランスが丁度良い感じで、ボリュームも結構あります。味付のバランスも良く無心でバクバクとイケますな。いやー、これは凄いんじゃないの?と驚いていると・・・

更にAセットの「自家製香港チャーシュー玉子ご飯」が登場。ま、丼物なのですが、白ご飯の上に海老入り玉子焼が乗っかっていて、広東風とろみ餡(あまり甘くないもの)がでろりんとかかり、上に香港式チャーシュー(正式に「焼味(シュウメイ)」と呼びたい肉質がギュッと締まったもの)が乗っけてある趣向。

取り分け用巨大スプーンで小器用に4等分する相方。白ご飯がそもそも美味いのですが、この香ばしく焼き上がった玉子と餡が絡むと、めっちゃ美味しい。これも結構なボリュームなので、なかなかイイ感じでお腹いっぱいに。 

定番のデザートらしい一品が登場。のちほどシェフがお出ましになりネタ晴らしして頂いたのですが、香港ではメジャーらしい珈琲と紅茶のプリン的もので、これまたなかなかうまかったです。練乳由来なのか、結構しっかりと甘いのですが、すんなり頂きました。

いやー、最近は足を踏み入れていないのですが、正に高級なホテル中華のお味でした。
これは夜にも来ないといけないですなあ。夜は今日ランチで食べたような一品が一皿¥2000見当ぐらいで、ま、そこそこいいお値段なのですが、この内容なら全然納得。ぜひ好き者をお誘いして大勢でわさわさと来たく思いますな。現地系中華料理店とは一線を画す、ま、チャレンジし甲斐のあるお店でした。また、来ると思います!

店舗情報

店名:香港料理 恵明
住所:京都市中京区聚楽廻東町3-7
営業時間:11:30~14:00(LO 13:30)/ 17:30~21:30(LO 21:00)
定休日:木曜、金曜ランチ
TEL:075-822-0339