【京都おはぎ】町に根付く名和菓子店!ジャンボおはぎも人気「きねや老舗」

西大路七条に店を構える和菓子司「きねや老舗」。昭和16年創業、昔ながらの和菓子から上生菓子、ユニークな商品まで、手頃な価格で楽しめる、地域に根付いたお店です。

目次

町に根付いた名和菓子店

七条西大路の交差点を東へ入ったところに店を構える、和菓子司「きねや老舗」。
昭和16年創業、現在は三代目が暖簾を守る、町に根付いた名和菓子店です。

場所はJR梅小路京都西駅と西大路駅のちょうど中間あたり。住宅街の中にあり、最寄り駅から徒歩10分ほどの立地です。

店内のショーケースには、昔ながらの饅頭やおはぎといった日常使いの和菓子から、お茶席にも合う上生菓子、さらに季節の素材を使った菓子まで幅広く並びます。価格帯は200〜400円(税込)が中心で、手に取りやすいのも魅力。

みたらし団子や赤飯、白玉などもあり、赤飯おむすびといったユニークな商品も用意されています。

今回は「ジャンボおはぎ」を購入。つぶあん・こしあん・きなこの3種類が入って、3個で700円というお値打ち価格。和菓子店では珍しくクレジットカードやQRコード決済に対応しているのも嬉しいポイントです。

手に取るとずっしり重さを感じる大きさで、ひとつでも十分な食べ応え。

原材料はもち米・小豆・砂糖ととてもシンプル。昔ながらの製法で炊き上げられた餡は、小豆の風味がしっかりと感じられ、余韻の残る美味しさです。もち米の粒感ものこり、絶妙な食感に仕上がっています。

なめらかなこしあんは一体感があり、素朴ながらも丁寧な仕事が光ります。

きなこの香ばしさが餡の甘みを引き立て、ほっとする美味しさ。

中には餡がぎゅっと詰まっていてボリューム満点です。

味も大きさも満足感があり、おやつにはもちろん、ちょっとした手土産にも良さそう。
次回は名物のみたらし団子も試してみたいと思いました。

町の和菓子店は少なくなりつつありますが、こうして地元に根付いたお店にはぜひ長く続いてほしいですね。近くに立ち寄った際は、ぜひ訪れてみてください。

店舗情報

店名:七條きねや
住所:京都市下京区西七条南西野町2
営業時間:7:30〜18:00
https://www.instagram.com/7_kineya.kyoto/