【2019京都祇園祭】鉾建て途中風景☆貴重な長刀鉾天井画や神官清払いも☆

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は祇園祭山鉾建て続き。途中経過から完了して清払い神事も。長刀鉾では普段女子が見れない天井画も。

目次

鉾建て途中風景

祇園祭鉾建て続きです。
前日は大工方(だいくかた)の縄結び作業途中でしたが、どの鉾も完成に向かってました。

こちらは長刀鉾。まだ装飾はされていない状態でしたが。

途中経過を見ると、その構造がどうなっているかよくわかります。

今回かなりラッキーだったのが、長刀鉾の天井画が目の当たりに。

山鉾巡行のくじとらずの先頭長刀鉾は通常女性は鉾の上に登れません。なので中の様子を見ることができなかったんですが。

鉾の天井裏側には、星辰28宿がめぐらされています。赤地綿に銀の鋲(びょう)を打ち、黒漆塗の細い棒で星座を表しています。それを直接見ることが叶わなかったのですが、途中経過でこうして直接見ることができました。貴重な意匠。

鶏鉾も完成。

こちら函谷鉾はちょうど八坂神社の神官と鉾町の方々が鉾の前で清払いされてる最中。祭りの無事を祈り。

梅雨の晴れ間に威風堂々とそびえたつ函谷鉾。

ほぼ完成状態の菊水鉾。都会のビル横でちょうど駐車場出口前に鉾があったりするため、車の出入りの際にはわりと騒然としてたり(笑)不思議な光景でした。

どの鉾も完成後は一般の方も交えた曳初めに。後でその様子を見ましたが、多くの方が参加され賑わっていました。

菊水鉾町保存会の建物前。囃子方がここで練習されていましたが。

そんな建物の脇にある石碑。

室町時代末、名水「菊水の井」があった場所。千利休の師・武野紹鴎(たけのじょうおう)は、この名水を愛用し大黒庵を建立。菊水井は、謡曲「菊慈童」の「菊の葉に記しておいたところ露が滴り、この水を飲んで不老長生した」という故事に因む。
 
平成15年まではここに金剛能楽堂があり井戸が残されていましたが、能楽堂の移転にともない、今は石碑のみが。祇園祭の菊水鉾もこの井戸から命名。

そんな歴史も感じつつ、祇園祭を楽しみたいですね。

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