古墳の宝庫☆京丹後にある巨大前方後円墳
農道に案内板があり、『黒部銚子山古墳』とあります。
今まで古墳というと、京都から奈良寄りの南側だったり大阪寄りの西側だったりの古墳めぐりをしてきましたが、意外と京丹後に古墳が集中してることに気づき、今回初訪問。
丹後半島にはかつての古墳時代に古代『丹後王国』が存在し、かなりのバリエーションの古墳が存在。しかも、巨大かつその形も様々。考古学、古墳ファンには魅力的スポットでもあります。
今まで古墳というと、京都から奈良寄りの南側だったり大阪寄りの西側だったりの古墳めぐりをしてきましたが、意外と京丹後に古墳が集中してることに気づき、今回初訪問。
丹後半島にはかつての古墳時代に古代『丹後王国』が存在し、かなりのバリエーションの古墳が存在。しかも、巨大かつその形も様々。考古学、古墳ファンには魅力的スポットでもあります。
この日はたまたまこの近くに用があり、しかも国道の車窓から見えるような手軽さで存在したので立ち寄ることに(笑)
この一帯が古墳になります。
この一帯が古墳になります。
さらに案内板があり、ここ以外にある丹後地方にある古墳についての紹介も。どの古墳も教科書に出てきそうな、空撮するとわかるほどの大きさ誇る古墳ばかり。こんなにあるとは。
その中で、今回訪れる黒部銚子山古墳。等高線図からわかるように、前方後円墳。全長105メートル、後円部径70メートル、高さ10メートルの巨大な規模を誇り、京都府の指定文化財にもなっています。
発掘調査が行われていないため、内部施設、副葬品など詳細は不明ですが、これまでに地表面で採集された埴輪片から古墳時代中期前半(5世紀前半ごろ)の古代豪族のお墓と考えられています。
前方後円形、前方部円形を南東方に向け、墳丘は2段になっていて、目視しても確認できます。
また墳丘周囲には周濠(水田)が巡らされ、そこにはわずかながら水たまりがあり、春らしくオタマジャクシも。
古墳にも上ってみました。こちらは前方後円形のうちの台形部分。
そして、意外と広い円形部分。木々の隙間から竹野川も見えます。きれいに整備されています。
丘陵には山桜の木があり、ピンク色の花をつけ春らしい古墳の風景に。のどかなこのあたりの風景を楽しみながら、それに同化する古墳を散策。車道からもスグなのでお手軽ですよ。
基本情報
名称:黒部銚子山古墳
場所:京都府京丹後市弥栄町黒部
関連サイト:https://www.city.kyotango.lg.jp/top/soshiki/kyoikuiinkai/bunkazaihogo/3/1/1/3434.html
場所:京都府京丹後市弥栄町黒部
関連サイト:https://www.city.kyotango.lg.jp/top/soshiki/kyoikuiinkai/bunkazaihogo/3/1/1/3434.html
今回は天橋立からさらに北上した、どちらかというと山側内陸部。それでもさらに北を目指すと、カニでおなじみの間人(たいざ)にたどり着き、日本海が広がるわけですが。
そんな場所の田園。そこに、とりわけ木々が集中して林立し、濃厚な緑色を放つ場所。