日本を代表する建築家・磯崎新の設計
地下鉄・北山駅から南へ。すぐ隣には植物園や旧資料館や京都府立大学もある、緑豊かな環境に立地するコンサートホール。
平安京建都1200年記念事業の一環で京都市が建設。1995年竣工。
設計は日本を代表する有名建築家・磯崎新。この北山界隈には他にも、建築にあまり詳しくない方でもその名は一度くらいは聞いたことあるであろう有名建築家・安藤忠雄の設計した陶板名画の美術館があります。
なので、ちょっと建築好きの人にとっては面白いエリアともいえます。
なので、ちょっと建築好きの人にとっては面白いエリアともいえます。
エントランス側からの外観。今は水を張ってませんが、以前はこの円柱型の建物まわりが水盤になってさらに建物の造形美を引き立てる役割をしてましたが。
平日だったんで、この日は使用される予定はありませんでしたが、今後のスケジュール。
それ見てちょっと驚き。最近では公立中学校の合唱コンクールにコンサートホールを使用するんですね。私達の時代は学校の体育館でやったもんですが。なんて生意気なんでしょう、イマドキの中学生(笑)
それ見てちょっと驚き。最近では公立中学校の合唱コンクールにコンサートホールを使用するんですね。私達の時代は学校の体育館でやったもんですが。なんて生意気なんでしょう、イマドキの中学生(笑)
最近、京都も神社仏閣だけじゃなく現代建築めぐりをする方が増え、こちらのコンサートホールも京阪電鉄とセットで紹介されててこんなポスターにも登場。
ホールの中は入れませんが、この辺りまでは一般の方も無料で入れるということで。
ちょうど外観からもわかる構造だった円柱部分のスペース。ここ、一番の特徴だと思ってるんですが。この円柱の周りが螺旋状のスロープになっていて、大小ホールにつながっていく構造。何度かコンサートに来た時に、グルグルと回ってたことを覚えています(笑)
その円柱スペースの中央に、こんな羅針盤みたいなものが。ホロスコープ的でもあり。ローマ数字が書いてあったり。
で、ここを中心とした円周にさらに細い円柱が等間隔で立っているんですが、よくよく見ると干支の絵が。和洋折衷(笑)なんじゃこら?と思ってたんですが、あとで調べると、こちらの建物は京都の風水にちなんで設計されたようで、ちょっと方位磁針的は意味合いもあるんですかね。
通り沿い、波打つようなフォルムは水のような。コンサートホールとしての活用はもちろんですが、こんなふうに建物を改めて見ながら、いろいろと建築家の意図を想像してみるのも面白いかもれませんね。
京都コンサートホール クチコミ情報
でこれも衝撃、京都コンサートホール(磯崎新の設計)のエントランス入ったとこ
— しんくろ (@yoroyororeihiii) 2017年2月24日
ポールには十二支、中心はこんなん
陰陽道を感じるモダン建築 pic.twitter.com/mcRWRieK8a