昭和61年創業の地元では酒粕ラーメンの名店として愛されてきたお店ですが、2021年5月31日をもって残念ながらその営業に幕を下ろされました。以下、営業されてた時の様子です。
寒い冬こそ恋しくなる酒粕ラーメンでポッカポカ
以前にも来たことがある、京の酒処・伏見にふさわしい、酒粕ラーメンを提供するお店。全国的にも知られる有名店です。伏見も何気にラーメン激戦区ですが、他店とは違う毛色で唯一無二。さらにご当地グルメ的でもあり。
名物は酒粕ラーメンですが、醤油ラーメンなど一般的なラーメンもあります。酒粕がダメという人もいますからね。
まあ関西人は比較的酒粕、粕汁好きの人が多く、粕汁の具材や味付けでよくそんなに話盛り上がれるなぁと思えるほど、皆わりとカスジルスキー。逆に粕汁がキライ、とかいうと非関西人扱いされることも(笑)
まあ関西人は比較的酒粕、粕汁好きの人が多く、粕汁の具材や味付けでよくそんなに話盛り上がれるなぁと思えるほど、皆わりとカスジルスキー。逆に粕汁がキライ、とかいうと非関西人扱いされることも(笑)
店内はシックな雰囲気で、テーブル席と厨房がよく見えるL字カウンター席。この時は平日でしたが、満席に近い状態。で、女性客の比率が通常のラーメン店より高めで、酒粕ラーメンの注文率が高いのも女性客でした。まあ、発酵食品の酒粕は美容にもいいですからね。特に冬場の乾燥時期、酒粕は肌の保湿力をアップしてくれるとか。
ちなみに酒粕はアルコール分を完全に飛ばし、ペースト状にして使用されているので、ドライバーの方も問題なく食べられます。
ちなみに酒粕はアルコール分を完全に飛ばし、ペースト状にして使用されているので、ドライバーの方も問題なく食べられます。
そしてメニューはこちら。通常の酒粕ラーメンの他、辛味を効かした辛味酒粕ラーメンもあります。粕汁に一味や七味唐辛子を入れる感覚と同じで、きっと合うでしょうね。
今回は通常の酒粕ラーメン800円を注文。
今回は通常の酒粕ラーメン800円を注文。
そして、しばらくして登場の酒粕ラーメン。一見味噌ラーメン風のスープにも見えます。ふんわり酒粕らしい甘い香りも漂います。
さらにトッピング材が少し独特で、青ネギ、チャーシュー、もやしまでは通常のラーメンと同じですが、他に油揚げ、刺身用のけん大根。和風です。
さらにトッピング材が少し独特で、青ネギ、チャーシュー、もやしまでは通常のラーメンと同じですが、他に油揚げ、刺身用のけん大根。和風です。
まずはスープ。
最初、少し味噌汁的な味わいもしつつ、あとから酒粕のまろやかな甘みとコク。さらにペースとなる鶏ガラ豚骨スープの濃厚な旨味。アルコール感は全くありません。酒粕がニガテな人でもこれなら全然美味しく食べられそうなレベル。全体的にマイルドで優しい味わい。そして、身体が本当に温まります。ほっこりして鼻汁もじんわり(笑)
最初、少し味噌汁的な味わいもしつつ、あとから酒粕のまろやかな甘みとコク。さらにペースとなる鶏ガラ豚骨スープの濃厚な旨味。アルコール感は全くありません。酒粕がニガテな人でもこれなら全然美味しく食べられそうなレベル。全体的にマイルドで優しい味わい。そして、身体が本当に温まります。ほっこりして鼻汁もじんわり(笑)
そして、麺。ストレートの細麺。よくスープが絡み、さらに上品さも感じます。具材の油揚げ細切り、刺身用けん大根、もやしとの絡みもよく、いや~美味しい。それに尽きます(笑)
ちょっとないパターンの具材が、オリジナルのクセになる味わいを引き出してくれるんですよね。
チャーシューはあっさり仕上げの薄切りのものが数枚たっぷり入っていて、これもスープによく合う。
卓上の味変材、七味、胡麻、ニンニクを後入れ。まあどれも合います。もしかしたら、通常の粕汁にニンニクもありかもしれません。やったことないけど。
もちろん、完食完汁ゴチ!身体ぽっかぽか。酒粕ラーメンが美味しかったことはもちろんですが、お店の女性店員の方が「ありがとうございます!」が口癖なのか、恐らく私が来店してから50回以上は連呼されてました(笑)感謝であふれる名店の味。ご賞味あれ!
ヨ~イヤサ~♪
ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
【閉店】
名称:玄屋
場所:京都市伏見区東組町698 パークテラス桃山1F
電話番号:075-602-1492
営業時間:11:30~19:30
定休日:木曜日
名称:玄屋
場所:京都市伏見区東組町698 パークテラス桃山1F
電話番号:075-602-1492
営業時間:11:30~19:30
定休日:木曜日
この日は雪もチラつき、寒さが堪える昼時。とにかく、身体が温まるものはないかと思案していて、あぁここがいい!と思い出してやってきました。