【京都】大河ドラマで今が旬!豊臣秀吉公を祀る総本社「豊国神社」

大河ドラマで弟・豊臣秀長公が脚光を浴びる今日この頃ですが、兄・豊臣秀吉公も同じく盛り上がりを見せています。そんな旬の今、ぜひ訪れたいのが豊臣秀吉公を祀る「豊国神社」。改めてその魅力をご報告します。

目次

神号を賜った豊臣秀吉公

豊国神社は、没後「豊国大明神」の神号を下賜された豊臣秀吉公を祀る豊国神社の総本社です。

豊国神社は、豊臣家滅亡に際し、徳川家康の命により廃絶されましたが、後に明治天皇の勅命で現在の地に再興されました。

寺内には国宝の唐門など、貴重な文化財がいっぱいで、さらに大阪冬の陣・夏の陣のきっかけとなる「国家安康」「君臣豊楽」の「方広寺鐘銘事件(1614年)」の鐘も間近で見ることができます。

国宝の唐門は見所がいっぱい

豊国神社で一番の存在感を発揮するのは豪華絢爛な唐門(国宝)です。
桃山時代建築の最高峰で、本殿正面に構える四脚唐門です。

元は伏見城にあった唐門が二条城、そして南禅寺金地院に渡り、その後、豊国神社に移築されたと伝わっています。

伝説的彫師・左甚五郎の意匠

唐門の欄間には豊臣家の家紋「五七の桐」が施されています。
「五七の桐」は、現在は日本の政府機関を象徴する紋章として使用されているので目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

門に鯉の滝登りの彫刻が施されているのは出世開運の神様「豊国大明神(豊臣秀吉)」を祀る豊国神社ならではですね。

欄間の鶴は、その出来栄えがあまりにリアルで、完成させると鶴が飛び立ってしまうと危ぶまれ、目を入れなかったという言い伝えが残されています。

それ程までに見事な彫刻ですが、それもそのはず、これらの彫り物の全ては伝説的彫師・左甚五郎の作と言われています。
左甚五郎の作品をこんなに間近で見られるのも豊国神社の魅力の一つです。

豊臣秀吉公

唐門前には豊臣秀吉公の像も安置されています。

こちらの豊臣秀吉公の像は阪神・淡路大震災で被害を受けましたが、その後、修復が行われ、平成から令和に改元された2019年5月1日に唐門の前に安置・公開されました。

歴史の教科書に載っている「方広寺鐘銘事件」の鐘

豊臣秀吉公没後、豊臣家は徳川家康に圧され、大阪冬の陣、そして夏の陣を経て滅亡してしまいます。
そんな豊臣家滅亡の直接的決戦となった二つの陣は、方広寺の鐘に記された「国家安康」「君臣豊楽」の文字が、家康の文字を二つに割り、豊臣が君として世を楽にすると記されているとして、家康が豊臣家を攻める口実にしたことに端を発しました。

世に云う「方広寺鐘銘事件(1614年)」ですが、そんな歴史の教科書に載るような貴重な鐘も間近で見ることができます。

「国家安康」「君臣豊楽」の文字もしっかり見ることができます。
これを見て、徳川家康が豊臣家を攻めたと思うと、感慨深いですね。

この他にも豊国神社の宝物殿には豊臣秀吉公の「歯」が伝わるなど見どころがいっぱいです。
大河ドラマで弟・豊臣秀長公と同じく脚光を浴びる今日この頃。
是非一度、豊国神社に足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報・アクセス

<豊国神社>
 ◇拝観時間
  ・9:00~16:30
 ◇拝観料
  ・無料(※宝物館は別途拝観料が必要)
 ◇所在地
  〒605-0931
  京都府京都市東山区茶屋町530
  tel.075-561-3802
 ◇電車
  ・京阪:七条駅より 徒歩8分
 ◇バス
  ・京都市バス:博物館三十三間堂前より 徒歩5分
 ◇駐車場
  ・アリ
◇HP https://toyokuni-kyoto.jp/