【京都紅葉】東山の名刹で新たなライトアップ!3000本の竹あかりと雲海が幻想的

東山七条にある名刹「智積院」で、11月7日から紅葉ライトアップ「智山紅葉月」が始まります。約3000本の竹あかりや雲海の演出で、歴史ある境内が幻想的な空間に。これまで夜の観光スポットとしては比較的知られていなかった智積院の新たな魅力を、内覧会からひと足早くご紹介します。

目次

東山の名刹・智積院で新たなライトアップ

京都国立博物館や三十三間堂にも近い、東山七条にある総本山智積院。

真言宗智山派の総本山として知られる格式ある寺院ですが、周辺の有名寺院と比べると、観光客で大混雑することも比較的少なく、落ち着いた雰囲気です。

そんな智積院で、2026年11月7日から12月6日まで、秋の特別ライトアップイベント「智山紅葉月(ちさんもみじつき)」が開催されます。

今回のイベントを手掛けるのは、嵐山の「嵐山月灯路」や東寺の「東寺月回廊」を企画・演出したクリエイティブチーム。総合演出・運営はブレイン株式会社が担当します。

約3000本の竹あかりと紅葉のライトアップ、ミストによる雲海を組み合わせ、歴史ある境内を幻想的な空間に。これまで比較的控えめな印象だった智積院が、夜のライトアップによってどのような表情を見せてくれるのか。ひと足早く内覧会に参加してきました。

境内に入ると、まず目に入るのが温かな光を放つ提灯とライトアップされた木々。参道には智積院の紋が入った提灯が並び、昼間とは違った雰囲気が広がっています。

さらに、ミストを使った雲海の演出も。参道を覆うように白い霧が漂い、その奥には金堂が浮かび上がります。プロジェクションマッピングのような派手な映像演出とは異なり、もともとの境内の景観を生かした、落ち着いた光の演出が印象的です。

参道を進むと、智積院の中心的な建物である金堂が姿を現します。大きな屋根や建物の細部がライトアップされ、夜空を背景に荘厳な姿が浮かび上がります。

金堂へと続く道の両側には、竹を使った小さなあかりがずらり。柔らかな光が参道を照らし、自然と金堂へと視線が誘導されます。

今回のイベントでは、境内全体で約3000本もの竹あかりが使用されています。

特に金堂付近の護摩道場エリアには、竹あかりを一面に敷き詰めたフォトスポットも登場。無数の光が広がる景色は、今回のライトアップを象徴する見どころのひとつです。

竹の素朴な素材感と温かな光、歴史ある伽藍の組み合わせは、京都らしい風情があります。

金堂周辺だけでなく、境内の木々や鐘楼周辺もライトアップされ、散策しながらさまざまな景色を楽しめます。

会場は比較的コンパクトにまとまっており、ぐるっと散策しながら、ゆっくり鑑賞できるのもいいところ。
また、境内の一角からは京都タワーも望め、歴史ある寺院と現代の京都らしい風景を一緒に楽しめる場所もあります。

なお、内覧会が行われた11月上旬は、まだ青葉が目立つ状態でした。これから気温が下がり、紅葉が色づいてくるにつれて、ライトアップされた境内の景色も変化していきそうです。

赤や黄色に染まった木々と竹あかりの共演が、今から楽しみですね。

智積院の周辺には、京都国立博物館や三十三間堂など、京都を代表する文化施設や寺院があります。また、少し足を延ばせば今熊野商店街も。昔ながらの商店や地域に根付いた飲食店が点在し、観光地の中心部とは違った京都の日常を感じられるエリアです。

ライトアップの前に周辺を散策したり、食事を楽しんだりするのもおすすめです。

紅葉シーズンの京都といえば、有名寺院の混雑が気になるところですが、智積院の新たなライトアップは、少し落ち着いた秋の夜を楽しみたい方にも注目してほしいイベントです。

秋の京都散策の候補に加えてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

イベント名:智山紅葉月(ちさんもみじつき)
会場:総本山智積院
住所:京都市東山区東瓦町964
開催期間:2026年11月7日(土)~12月6日(日)
開催時間:17:00~21:00(最終入場20:40)
入場料:大人1,500円、小学生以下無料
アクセス:京阪「七条駅」から徒歩約10分、市バス「東山七条」から徒歩約3分
備考:期間中の土日祝日は京都駅八条口から無料シャトルバス運行予定
公式サイト:https://blayn.jp/chisan