京都駅にありながら意外と穴場?老舗和菓子店のオシャレカフェ「鶴屋吉信 IRODORI」

JR京都駅のアスティロード内にある享和3年(1803年)創業の和菓子店のカフェ部門「鶴屋吉信 IRODORI」で、かき氷で休憩なり。

目次

京都駅内にある老舗和菓子店が手掛けるカフェ

我々が一路やってきたのはJR京都駅。JR京都駅ビルや地下街を歩けば、この季節かき氷を出すお店はいっぱいあるだろうと思いついて、JR京都駅八条口一階にある「アスティロード」に。

で、こちらを発見。今回ご紹介する「鶴屋吉信 IRODORI」なり。

外に出ている看板にかき氷を確認。カフェ席は20席少々のこじんまり店なのですが、なんと2席空きがある奇跡の時間帯。するっと入店。こちらも享和3年(1803年)創業の和菓子店、「鶴屋吉信」のお洒落カフェ部門。我々的には和歌山に帰省する際のお土産に「つばらつばら」を買いに行く和菓子店なのですが、ま、機会はあるわけですな。

IRODORIでは現代風和菓子を追及されていて、どういうわけだか任天堂キャラの「星のカービィ」の最中を販売されていたり、色々とチャレンジャーな和菓子店なのだ。で、かき氷は抹茶とみぞれという和菓子店らしいのがスタンバイしておりました。我々は初志貫徹でかき氷を頂くことに。

待っている間に店内の商品やらディスプレイを確認。こちらは工芸菓子の作品ですな。お菓子でこういうのが作れますよ!というデモンストレーション。で、意外に素早くかき氷が登場。

こちらは相方が注文した「あずき氷」¥1265。白蜜+練乳+小倉あん+白玉三個と言う鉄板な布陣。相方は、「折角、鶴屋吉信に来たんだから、上生菓子を食べたい!」とこちらの「乱桔梗」なる生菓子も一緒に注文。

先日、とらやに行った時も思ったのですが、和菓子店のかき氷はやっぱり餡子がウマー!ですな。程よい固さでほのかに塩分を感じる粒あんが、ま、たまらんわけで。氷も微細粉で口に入れると速やかに溶け、やっぱり間違い無いなあ!と言う感想。

こちらは「宇治金時」¥1430。宇治蜜+練乳+小倉あん+白玉三個と、こちらも鉄板ですな。お茶専門店のような劇濃ゆい抹茶蜜ではなく、苦すぎず、スッキリバランス系の蜜が美味しい。旨い旨いと速攻で食べてしまうわけで。

で、仕上げに生菓子を。切り分けるのがもったいない感じの季節感溢れる一品ですな。期待通り上質でした。

京都駅ビル内の新幹線の八条口入り口前という人通りの多い場所にあるのですが、意外に観光客の死角になっているのかもしれませんな。また、こういうタイミングでお世話になりそうな予感。御馳走様でした。

店舗情報

店名:鶴屋吉信 IRODORI
住所:京都市下京区東塩小路高倉町8-3 JR京都駅八条口アスティロード
営業時間:9:00~ 21:00
HP:https://www.tsuruyayoshinobu.jp/shop/irodori