【京都ラーメン】7月オープンの和食名店・吉兆系コラボ注目店「人類みな麺類と日本料理湯木」

おおきに~豆はなどす☆今回は南区久世にあるイオンモール京都桂川に7月オープンを果たした注目のラーメン店。大阪行列ラーメン店と日本料理・吉兆の流れを汲む名店とのコラボ店。

目次

7月オープン!大阪行列ラーメン店と伝説の日本料理店コラボ

南区久世、JR桂川駅直結の立地にあるイオンモール京都桂川。この日は話題の注目映画を観賞し終わってからの遅めのランチ。館内の飲食店で前から気になっていたお店があり、通し営業されていて、ちょうどいいタイミングで伺うことに。

そのお店がこちら。2024年7月にオープンした注目のラーメン店『人類みな麺類と日本料理湯木』。ていうか、店名長すぎてタイトル枠に収めるのに一苦労するお店でもあり(笑)

一見ラーメン店とは思えない、ポップな雰囲気の店構えが個性的です。

店前にはガラス張りの製麺室があり、こちらで自家製麺をつくられてる様子。

じつはこちら、大阪の行列人気ラーメン店『人類みな麺類』と『日本料理湯木』のコラボ店。さらに言うと、日本料理に詳しい方なら『湯木』の名でお察しかと思いますが、有名料亭『吉兆』の創業者・湯木貞一さんの流れを汲むお店。湯木さんは日本料理界の伝説的人物で、茶道具を中心とする美術工芸品を収蔵する美術館や著書も多数あるほど。

そんな異色の名店同士のコラボ店は、意表をつくような遊び心にあふれた内装。

こちらは懐かしいルービックキューブ型の椅子だったり。

さらに奥にはスクールバスがあり、個室感覚で利用できそうなテーブルスペースに。

そしてメニュー。
京都にも日本料理出身の方のラーメン店が何軒かあり、出汁使いであったり和食らしい食材使いが光るラーメンに仕上がっていたり。

テーブルまわりもちょっと面白いデザインだったり。

で、まず今回注文したのが、こちら『原点湯木』。チャーシューは薄切りor厚切りで薄切りチョイスで。+味玉子。丁寧にはらわたをとった煮干し、特製醤油ダレ、湯木の特製出汁を合わせたもの。

ラーメン鉢もオリジナルで、店内とトータルコーディネートのようなデザイン。

まずはスープ。後味にうっすら甘みを感じ、さらに醤油のコク、しっかり煮干しの味わいで、不思議なアクセントを感じる、なんともたくさんの要素が組み合わさったような味の重層。

麺は店頭の製麺室でつくった自家製麺だと思われますが、充填式で押し出してつくったようなエッジのない丸いタイプ。舌触り滑らかで、フスマですかね。混ぜ込まれた麺。モチモチとした歯触り。

薄切りと言いつつ、けっこう厚切りのチャーシューは塊感もありガッツリ食べ応えのあるタイプで、これが人類みな麺類の名物チャーシューとか。ジューシーで、これだけでビールが進むやつ(笑)出汁が効いているのか、和風感もあるチャーシュー。

で、面白いのがトッピング材のオリジナル感。
素揚げしたカボチャ、ナス、さらにささがきゴボウ。野菜の甘みがいいアクセントに。これがいい具合にスープとマッチし、和風感を演出。こんなポイントが湯木要素と言えるかもしれませんね。

あと、しっかりめに中まで味の染みた半熟味玉子。

餃子は鶏ミンチベース?わりと上品な味わいを感じつつ、生姜や野菜の風味も生きていて、皮のモチモチ感も印象的で食べやすい餃子。

スープだけの味見になりますが『胡麻Macro湯木』。チャーシューは同じく薄切り。貝出汁ベースのスープに、湯木の特製出汁入り練胡麻をブレンド。こういう練胡麻系スープって、わりと練胡麻味が強めに出るものが多いですが、いい具合にスープの貝感、出汁感も効いていて、いいバランスのまろやかさと旨味の相乗効果。

個人的には、若干味が濃い目なので白飯や替え玉プラスするとちょうどいいような印象でした。大阪行列人気ラーメン店と伝説の日本料理店・吉兆テイストコラボの注目店です。ご参考に!ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

店名:人類みな麺類と日本料理湯木
場所:京都市南区久世高田町376−1 モール棟 洛西小路レストラン街 2F
電話:075‐925‐5560
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休
関連サイト:https://kyotokatsuragawa-aeonmall.com/shop/detail/354