【京都蕎麦めぐり】驚愕コスパの穴場手打ち蕎麦!新緑シーズンの遠出ランチ☆蕎麦美庵「物見遊山」

おおきに~豆はなどす☆今回は京都市右京区京北の手打ち蕎麦が評判のお店。中でも日替わりランチは手打ち蕎麦以外にお酒のアテにもなる前菜やメイン料理も付いた驚愕のお値打ちランチ。

目次

新緑の京北へドライブがてら本格手打ち蕎麦ランチ

GWまっただ中、近場で過ごそうと市内でもかなり郊外の京北町へ。
周山街道経由で、途中山林の新緑を満喫し、比較的市内中心部に比べて車も混雑することなく、快適ドライブ。

その途中の大堰川。嵐山からは桂川となる川。ここまで来ると川沿いにまだ桜の花が残っています。

そんな中にあるこちら。
昼時軽めに蕎麦でも食べようとグーグルマップで検索してヒットしたお店。手打ち蕎麦のお店で、なんでもコスパがいいと評判。

昼時、こんな日替わりメニューを提供。
手打ち蕎麦店なのに、蕎麦以外のおかずメニューがいろいろついてくるランチみたいです。

店内は靴を脱いで入り、一面フローリング。テーブル席がいくつかあり、その奥にはちゃぶ台席があり、そこに陣取る。

冬場は冷えるんでしょうね。薪ストーブがあります。

日替わりメニュー、ベーシックなAランチ1500円では、前菜3品、サラダ、メイン料理、蕎麦という構成。さらにAランチを少しアレンジしたもので、サラダなしで蕎麦増量の150gという2種類。他、デザートや品数を増やしたものもありましたが、今回は、友人とサラダあり、なしのAランチをそれぞれ注文。

今回は車で来たのでもちろん飲めませんでしたが、日本酒が充実。

蕎麦単品で提供しない理由が明記。まあ、いろいろな考え方の蕎麦店あって然りです。

最初突出し感覚で蕎麦を揚げたものが登場。ポリポリと香ばしくスナック感覚でいただきます。

前菜三種。わりと1ポーション大きめ。家庭的な雰囲気の料理が並びます。

こちらはキャベツ、日野菜、リンゴのカレーマリネ。リンゴの甘み、カレーのふんわりとした風味。

大根とヒラマサのコチュジャン煮。ちょっとピリ辛。

失念しましたが、野菜のバター煮と説明があったような。ニンジン、玉ねぎ、トマトに鶏肉らしきものも入った煮物。スパイシーな風味がしました。

これだけで、ちょっとお酒が欲しくなる3品。

友人チョイスのホタルイカのマリネがのったサラダ。ホタルイカがたっぷり入って、2人で分けても十分な量。フレッシュなグリーンサラダもまた健康的。ドレッシングはポン酢ベースでこれも和む家庭的な味わい。

メインは3品からチョイス。
友人チョイスのかいかりの自家製一夜干し。この地方独特の呼び名「かいかり」という魚なんですが、アジのような。

そして、私チョイスの地卵オムレツの金柑トマトソース。

金柑がごろごろ入ったトマトベースのソース。最初恐る恐る食べてみましたが、これが見事にオムレツとマッチ。金柑のさわやな風味とちょっと出汁感効いたトマトソースが混然一体。よくこの取り合わせで味をまとめたな~と感心するくらい。地卵も味わい濃厚で2個くらいは使用しててボリューミー。

いろんなものをいただいた後に、ようやく〆の手打ち蕎麦。
蕎麦は自家製粉で福井県永平寺在来種の玄蕎麦。京北も蕎麦の産地ではありますが、あえての永平寺産の蕎麦使用するあたり、こだわりがあるんでしょうね。たっぷり150g。

うれしいゴツゴツとした玄蕎麦。短めではありますが、蕎麦の風味、甘みを堪能。

蕎麦出汁は甘味少なめ。蕎麦の風味が損なわれない程度にちょこっとつけて。

さらに薬味とともに。かなりの本格味の手打ちの玄蕎麦。これは驚きです。

蕎麦湯も濃厚で、沈殿しないようかき混ぜ棒付。

ドロリとした蕎麦湯も飲みごたえあり。

これはちょっと驚愕のお値打ち蕎麦ランチ。全く物足りなさを感じることなく美味しく蕎麦が食べられる構成で大満足。かなり穴場です。

ヨ~イヤサ~♪

蕎麦美庵 物見遊山 への口コミ

詳細情報

住所:京都市右京区京北周山町東丁田13-3
電話番号:075-852-1680
営業時間:AM11時~PM3時、PM5時半~PM8時半(夜は不定時)
     金、土、祝前日、PM10時まで営業
     ※昼夜とも食材がなくなり次第閉店
定休日:木曜日(祝日は振り替え)
公式サイト:http://monomiyuzan.okoshi-yasu.com/index.html