事前予約以外に当日券で参観も☆街の中心にある紅葉絶景庭園
上京区、古都・京都の中心に位置し、まちのシンボル的存在でもある『京都御苑』。地下鉄でもアクセスでき、街中にもかかわらず四季折々で自然を満喫できる市民憩いの場。京都御苑には四方に御門があり、そこから御苑内に入れますが、その中でも東側寺町広小路にある『清和院御門』。
この日、この近くに住む友人から御苑内にある『京都仙洞御所』『京都大宮御所』の参観・紅葉めぐりをしようを誘われ、その入口の最寄りということで清和院御門から入苑。
この日は三連休中(11月24日)で、来る途中のどこの紅葉スポットも観光客であふれていましたが、広大な敷地を誇る御苑内はわりと静かで人もまばら。まあ分散しやすいスポットです。
この日は三連休中(11月24日)で、来る途中のどこの紅葉スポットも観光客であふれていましたが、広大な敷地を誇る御苑内はわりと静かで人もまばら。まあ分散しやすいスポットです。
仙洞・大宮御所の参観には事前予約が必要で、特に紅葉や桜のシーズンは早くからどの時間割も満員であることがほとんど。最近ではネット予約など、簡単に予約できるようにはなりましたが。
あとは当日の朝に配布される当日券。今回は友人が早朝から並んで当日券をゲットしてくれました。ご近所の強み(笑)そして、参観無料なのもありがたいですね。
あとは当日の朝に配布される当日券。今回は友人が早朝から並んで当日券をゲットしてくれました。ご近所の強み(笑)そして、参観無料なのもありがたいですね。
参観はツアー形式になっており、参観者そろって案内役の職員誘導のもと御所内を巡ります。所要1時間ほど。
仙洞御所とは、皇位を退かれた天皇(上皇、院など)の御所。寛永7年(1630年)、後水尾上皇とその后の東福門院のために造営。敷地内は上皇のための「仙洞御所」と上皇の后の「大宮御所」で構成。
かつては天皇と后が同居せず、別棟で過ごされる習わしだったんだとか。
仙洞御所とは、皇位を退かれた天皇(上皇、院など)の御所。寛永7年(1630年)、後水尾上皇とその后の東福門院のために造営。敷地内は上皇のための「仙洞御所」と上皇の后の「大宮御所」で構成。
かつては天皇と后が同居せず、別棟で過ごされる習わしだったんだとか。
入口、大宮御所の御車寄から南庭へ。松竹梅で構成されたお庭。
そこから息を飲むような絶景庭園へ。
大宮御所の東側、広大な北池。庭園全体は池泉回遊式庭園になっていて、池のまわりを散策しながら四季折々の風景を楽しむ順路になっています。当初は小堀遠州の作庭でしたが、のちに後水尾上皇の意向により大きく改造されてこのような形になったそうです。
恐らく、この三連休中が紅葉ピークだろう、と案内役が話されていました。北池を時計回りに散策。
大宮御所の東側、広大な北池。庭園全体は池泉回遊式庭園になっていて、池のまわりを散策しながら四季折々の風景を楽しむ順路になっています。当初は小堀遠州の作庭でしたが、のちに後水尾上皇の意向により大きく改造されてこのような形になったそうです。
恐らく、この三連休中が紅葉ピークだろう、と案内役が話されていました。北池を時計回りに散策。
逆光ですが、水面に映る太陽も。
中島とを結ぶ土橋。鷺(さぎ)のように一本足で立つ支柱をなぞり別名『鷺橋』と呼ばれてます。
そこから望む錦秋の絶景。
欄干などないタイプの石造りの『土佐橋』。撮影しながら歩くと水没の可能性あり要注意(笑)途中、雌滝、雄滝もあり、敷地内の一番東側。
赤く色づくモミジのすき間から望む大銀杏。
鰯雲背景に、対岸を望む場所から見える緑の橋『八つ橋』。
こちらが八つ橋。屋根部分は藤棚になっており、春には紫色の屋根をつけることで有名な石橋。
そして、南池周囲に埋め尽くされた丸石の『洲浜』。
光格上皇が院政開始した際の京都所司代・大久保忠真(小田原藩主)の献上品。湯河原町吉浜の海岸から石一個につき米一升を民衆に与えて集めたとされ、別名『一升石』とも呼ばれる。
池は浅めに設計され、水面が水鏡となって絶景を映し出していました。
光格上皇が院政開始した際の京都所司代・大久保忠真(小田原藩主)の献上品。湯河原町吉浜の海岸から石一個につき米一升を民衆に与えて集めたとされ、別名『一升石』とも呼ばれる。
池は浅めに設計され、水面が水鏡となって絶景を映し出していました。
多くの参観者が、行く先々で思わず感歎を漏らされていて、いいタイミングにあやかれたな、と。
池の脇には船もあり、現在でも利用されているそうです。池の周りにはところどころ船着き場も、しかもどの場所も絵になる風景。仙洞・大宮御所は藤棚シーズンがいいと思っていましたが、やはり紅葉シーズン激推し。
当日券は時間帯選べず、さらになくなり次第終了になるため、取得には一か八か勝負な面はありますが、その日に街中観光を予定してる方には参観時間さえ決まれば、行程決めやすい立地。ご参考に。
当日券は時間帯選べず、さらになくなり次第終了になるため、取得には一か八か勝負な面はありますが、その日に街中観光を予定してる方には参観時間さえ決まれば、行程決めやすい立地。ご参考に。