【京都ランチめぐり】京都を代表する老舗喫茶『イノダコーヒ本店』でクリスマス限定メニュー！ビーフシチュー必食☆

中京区、三条堺町通下がる。京都を代表する老舗喫茶店・イノダコーヒ本店。

創業1940年。
老舗らしい古い佇まいと香り高いコーヒーが不動の人気で、朝はモーニング目当ての客で行列だったり、昼は軽食利用の客でいっぱいだったり。地元では、わりと年配の方が利用されているイメージですね。うちの祖母もよく利用してて、イノダ自慢をしてました（笑）

現在、本店だけ提供するクリスマス期間限定メニューがあるということで、この日はランチ利用でやってきました。

昼時には少し早い11時半ごろ。この時はガッツリ食事する人は少なく、喫茶利用の方が多かったですね。ちょうど朝と昼の間といった時間帯。

テラスが見える大きな窓を望む丸いテーブル席へ。

ちょうどテラスのお庭にはクリスマス用のトナカイや星形イルミネーションが飾られています。
昼間なので、どんな具合かわかりませんでしたが、いつも夕方4時くらいから点灯するそうです。

こんな新聞コーナーがあったんですね。いつも朝利用がすることが多く、その時間帯は常連さんが皆自分の席でキープしてるせいか気づきませんでしたが（笑）かなり種類豊富です。

一応メニューチェック。

イノダの看板メニュー・コーヒー『アラビアの真珠』を筆頭に、サンドイッチ、パスタなどの軽食、ケーキやパフェなどのスイーツ、さらにモーニングメニューも。

で、今回のお目当てはこれ。

本店のみのクリスマス期間（12月1日(日)～12月25日(水)）限定メニュー。牛ほほ肉のビーフシチュー。ライスまたはバゲット、ミニサラダ、コーヒー付きで1800円（税込）。

今回はランチとして頂きましたが、11時30分からラストオーダーの6時30分まで注文可能。なので、早めの夕飯として利用するのもありですね。

蝶ネクタイ姿のウエイターさんがシルバーを並べたり、先にサラダを持って来たりと、何度かテーブルを往復。そして「熱々なのでお気を付け下さい」と、最後ビーフシチューの器のふたをとりながら、完成したクリスマス限定メニューがこれ。

なんとも古式ゆかしい正統派洋食的風情。

お皿にはレトロなイノダロゴ。

で、まずは牛ほほ肉のビーフシチュー。本当に熱々です（笑）

ナイフもセッティングされていましたが、スプーンで簡単に切れるやわらか牛ほほ肉。じっくりと煮込まれた様子。そして、重厚な色合いのデミグラスソース。それに生クリームがかかり、口に入れると奥深い濃厚な味わい。お肉も口の中でホロホロと崩れ、牛脂の旨味も時折にじみ出てきます。

脇を固める野菜たちがまたレトロな洋食演出をしてくれるというか。
小玉ねぎ。正統派洋食の煮込み料理に必須の香味野菜。

人参もかなり正統派なシャトー剥き。最近ではあまり見かけることも少ないカット方法ですが。

ホイップクリームのように絞り出したマッシュポテトもいい。ローズマリーがいいアクセント。

パンはバター付バゲットとバターロール。バターロールはイノダ仕様な可愛いサイズ。

そして、フレッシュな大根、人参、水菜のサラダでさっぱり。

最後コーヒーはアラビアの真珠とコロンビアからチョイスでき、他の喫茶店ならブラック派ですが、まあイノダに来たからには砂糖ミルク全部入れのアラビアの真珠が必須ですね。重めのコーヒーを久々に頂きて終了。

トイレに行く途中のテラス周り。クリスマス演出ということなのか、ポインセチアが飾られ、艶やかな雰囲気。

テラス席にはストーブもあり、ちょうどイルミネーション前の特等席。

今回はランチでクリスマス限定メニューをいただきましたが、夕方イルミネーションが点灯する時間帯から食事すれば、より一層クリスマス気分を味わえそうです。

本店のみの期間限定メニュー、ぜひご利用ください！

ヨ～イヤサ～♪