【京都】優しい朝ラーメンを二条の隠れ家で味わう「くっきんぐ えくすぺりめんと 番」

二条駅近くの住宅街にあるごはん屋さん「くっきんぐ えくすぺりめんと 番」。火・木・土曜の朝限定でいただける“朝ラーメン”は優しい味わいですが、満足感のある特別な一杯です。

目次

二条の住宅街にたたずむ隠れ家ごはん屋さん

二条駅近く、北西側の住宅街。このエリアには隠れた人気店がいくつかあり、今回はその中の1店舗をご紹介します。

住宅街の一角にお店を構える、ごはん屋さん「くっきんぐ えくすぺりめんと 番」。
「くっきんぐ(料理)」「えくすぺりめんと(実験)」「番(常にあるもの)」が由来のユニークな店名で、和食と中華をミックスしたような創作家庭料理を提供されています。

曜日限定でモーニング営業

今回のお目当ては、火曜・木曜・土曜の朝営業。時間は7時からランチが始まる11時まで。
朝メニューは4種類で、「朝らーめん」「朝カレー」「揚げ出しおにぎり」「モーニングセット」がラインナップされています。

店主は中華料理20年、精進料理7年というユニークな経歴の持ち主。さらに出汁ソムリエやカラアゲニスト、茶畑オーナーなど多彩な資格・肩書きを持ち、幅広い引き出しを活かした料理を展開されています。

明るく清潔感のある店内は、カウンター席・テーブル席・小上がり席が揃い、いろんなシーンで利用できるレイアウト。会食や宴会というよりは、気心の知れた仲間と訪れるような、ほっこりした雰囲気のお店です。

朝カレーやモーニングセットにも惹かれましたが、今回は「朝らーめん」を注文。

朝からいただくラーメンは格別ですが、こちらは単に「朝から営業しているラーメン」ではなく、福島県の白河ラーメンをヒントに、“朝から食べたくなる一杯”に仕上げられています。

具材はチャーシュー、青梗菜、ゆず皮。見た目も印象的です。

スープは、うるめやさばなどの魚介を使用したクリアな味わい。香りがよく、あっさりしながらも複雑で奥行きのある旨みが詰まっています。
そこにゆず皮の爽やかさが加わり、全体をすっきりとまとめています。

麺は平打ちの太ちぢれ麺で、玉子不使用。もっちりとした食感と小麦の風味が際立ちます。
あっさりスープとの対比で、しっかりと食べ応えを感じられる仕上がりです。

そして特筆すべきはチャーシュー。いわゆるラーメン店の煮豚やレアチャーシューではなく、じっくり寝かせたことで深い旨みを引き出した一品。あっさりスープとのコントラストが効いており、滋味深さの中に食感と香りのメリハリを感じさせてくれます。

ランチやディナーでは、名物の唐揚げメニューや、食欲をそそるカレー天津飯、唐揚げあんかけチャーハンといった創作料理も人気。

食欲をくすぐるカレー天津飯や唐揚げあんかけチャーハンといった創作メニューもあります。

三条会商店街やリニューアルしたBIVIなどで賑わう二条駅周辺で、知っておきたい一軒です。朝活でのモーニングにもおすすめです。

店舗情報

店名:くっきんぐ えくすぺりめんと 番
住所:京都市中京区西ノ京内畑町26-5
営業時間:
11:30~15:00 / 17:00~20:00(L.O.30分前)
朝営業は、火曜・木曜・土曜は7:00~11:00
定休日:日曜、祝日
https://www.instagram.com/cooking_experiment_ban/