【2022京都桜最新】まだこれからの遅咲き桜もある穴場名所“西陣の聖天さん”「雨宝院」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区西陣界隈にある桜の名所。市内でも珍しい桜もあり、開花もこれからといった様子。4月10日時点。

目次

遅咲き桜もある穴場

上京区西陣界隈。 智恵光院上立売西入った住宅の密集する閑静なエリア。ここに穴場的桜の名所『雨宝院』があります。本堂に歓喜天を祀ることから、地元では“西陣の聖天さん”とも呼ばれ親しまれているお寺。市内のソメイヨシノの名所はほぼどこもシーズン終盤ですが、このお寺にはたしか遅咲きの桜があったな、とパトロールに。

すると、こじんまりとした境内には撮影目的に参拝する方10人ほど来られていて大盛況。

平安時代(821年)空海(弘法大師)が建立。真言宗のお寺でしたが、後に禅宗に改宗。さらに応仁・文明の乱(1467-1477年)により焼失。

安土・桃山時代(1573-1592)この地へ移り、雨宝院のみ再建。再び真言宗に改め、天明の大火(天明8年・1788年)で全焼。現在の建物は、後に堂舎を再々興されたもの。

境内には歓喜桜(御室桜)、御衣黄(ぎょいこう)桜、松月桜、枝垂れ桜があり、開花時期もそれぞれ違うため、比較的長い期間桜を楽しめるお寺として知られています。

中でも大変珍しい桜、御衣黄桜は薄緑色の花を咲かせる八重桜で、この時でまだつぼみの状態のようでした。これから見頃を迎えるのが楽しみですね。

そして、早くも初夏の花・シャクナゲが咲き始めていました。

これから訪れてもまだ間に合う桜スポット。ご参考に。

詳細情報

名称:雨宝院
場所:京都市上京区 智恵光院上立売西入る聖天町9-3
電話番号:075-441-8678
関連サイト:https://www.uhoin.com