二条城や御所にもスグの宿坊もある薬師院
二条城から東へ。二条から釜座通り沿い。その一角に小さなお堂らしき建物。
正式には『医徳山 薬師院』。一般的にはこぬか薬師で知られ、京都七薬師の一つにも数えられます。
寺伝によると、桓武天皇のころ延暦元年(782)、伝教大師最澄が比叡山延暦寺の草創を願って彫った七尊体のうちの一体で、現存するのは延暦寺の根本中堂と同院のみという。
鎌倉時代の寛喜二年(1230)、疫病が大流行し、住職の夢枕に薬師如来が現れて、「一切の衆生よわが前に参ぜよ、諸病ことごとく除くべきに、こぬか、こぬか」とのお告げがあり、それを聞きつけて祈願しに来た人々の難病がたちどころに治ったという。このことから「こぬか薬師」として全国から多くの参拝者が来るように。
16世紀後半、その御利益のうわさを聞いた織田信長勧請により、本尊を比叡山から美濃の医徳堂寺を経て、現在の場所に移転。
元禄元年(1688)、黄檗宗の鉄面和尚が開創し、醫徳山薬師院に。
かつてはこの大黒町界隈に広大な敷地を有する境内だったが、蛤御門の変で焼失。1889年に裏門を正面にして縮小再建。
元禄元年(1688)、黄檗宗の鉄面和尚が開創し、醫徳山薬師院に。
かつてはこの大黒町界隈に広大な敷地を有する境内だったが、蛤御門の変で焼失。1889年に裏門を正面にして縮小再建。
奥にその薬師如来像が。
そして、毎年10月8日の御開帳に伴い、その日限定の御朱印が授与され、それを目当てに多くの参拝客が訪れるそうです。
健康祈願にこんな京都十二薬師霊場めぐりもあるそうです。この二条通りは昔から薬問屋が軒を連ねる場所でもあり、健康にまつわるスポット。
今となっては小さな境内ですが、本堂裏には宿坊もあり、最近では外国人観光客にも人気のようです。
ちょうど立地的にも街中にあり、アクセスしやすい場所です。ぜひお参りください。
今となっては小さな境内ですが、本堂裏には宿坊もあり、最近では外国人観光客にも人気のようです。
ちょうど立地的にも街中にあり、アクセスしやすい場所です。ぜひお参りください。
こぬか薬師 へのツイート
昨日の自分ご褒美。
— k@hal (@kahalOdekake) October 9, 2018
大覚寺の御朱印帳&御朱印
二尊院&こぬか薬師の御朱印
今日(只今休憩中)の仕事乗りきれる気がした!!…気がしただけで早くも疲れた(^-^; pic.twitter.com/vVCDycIZpe
詳細情報
住所:京都市中京区釜座通二条上ル大黒町
電話番号:075-211-1890
参拝時間:境内自由
参拝料:無料
電話番号:075-211-1890
参拝時間:境内自由
参拝料:無料