岩倉の山の斜面に建つお寺「大超寺」
今回なぜこのお寺をお参りしたかったか、といえばこちらのお薬師さん。『鍬形(くわがた)薬師』と呼ばれ、一瞬昆虫のクワガタの形した薬師如来像があるのか?と、そのレアな響きにそそられてやってきました。アホみたいな無邪気さで(笑)
40年ほど前にこの地に移転したお寺だそうで、建物自体は比較的近代の建築。階段を昇りつめた場所に寺の門があります。
振りむくと岩倉の町並みが一望でき、高台に位置することがわかります。
境内は青々とした芝生の先に本堂があり、手前にある寺務所にて拝観希望を申し出ると、奥にどうぞ、と。ちなみに拝観料は無料(驚)。こんな遠いところまでわざわざお参りしてもらっているので、との心遣いから。
で、もちろん本堂内は撮影禁止で、ご本尊には阿弥陀三尊像が安置。その左手に鍬形薬師如来像が安置されていました。
もうすでにお気づきかもしれませんが、看板の画像を見る限りでもわかるとおり薬師如来像にはクワガタ要素ゼロ(笑)では、なぜ鍬形薬師と呼ばれるのか。
この薬師如来像は田んぼに埋まっていたのを発見し掘り出され、その時にクワが当たりその傷跡が今も如来像の背中部分に残っていることから、『鍬形薬師』と呼ばれるようになった、と伝わります。その後、開山・泰童上人が念持仏として祀っていたところ、上人の母が病に罹り重態になった際、如来に治癒を念じたところたちまち病は癒えたという。千本の旧境内には本堂とは別に薬師堂があったそうで、多くの参拝者が集ったそうです。
もうすでにお気づきかもしれませんが、看板の画像を見る限りでもわかるとおり薬師如来像にはクワガタ要素ゼロ(笑)では、なぜ鍬形薬師と呼ばれるのか。
この薬師如来像は田んぼに埋まっていたのを発見し掘り出され、その時にクワが当たりその傷跡が今も如来像の背中部分に残っていることから、『鍬形薬師』と呼ばれるようになった、と伝わります。その後、開山・泰童上人が念持仏として祀っていたところ、上人の母が病に罹り重態になった際、如来に治癒を念じたところたちまち病は癒えたという。千本の旧境内には本堂とは別に薬師堂があったそうで、多くの参拝者が集ったそうです。
かつてお寺が西陣にあった頃は映画ロケ地にもなっていたそうですが、現在ではとても静かな佇まいの自然を感じる場所。
記念御朱印、いただきました。
今回は気になった薬師如来像を拝観したくて訪れたお寺ですが、普段身体の不調などを感じる方はこの機会に、全12つのお薬師さまをめぐってみてはいがかですか?いい霊験があるかもしれませんね。
今回は気になった薬師如来像を拝観したくて訪れたお寺ですが、普段身体の不調などを感じる方はこの機会に、全12つのお薬師さまをめぐってみてはいがかですか?いい霊験があるかもしれませんね。
詳細情報
名称:大超寺
場所:京都市左京区岩倉花園町640−2
電話:075‐711‐3166
関連サイト:https://www.kyoto12yakushi.net/%E7%AC%AC%EF%BC%98%E7%95%AA-%E5%A4%A7%E8%B6%85%E5%AF%BA/
場所:京都市左京区岩倉花園町640−2
電話:075‐711‐3166
関連サイト:https://www.kyoto12yakushi.net/%E7%AC%AC%EF%BC%98%E7%95%AA-%E5%A4%A7%E8%B6%85%E5%AF%BA/
天正19年 (1592年) 後陽成天皇の勅願を受けた浄福寺の第四世 勝誉泰童によって創建された浄土宗寺院。創建当時は西陣・千本一条東側に広大な伽藍が築かれ、現在も当時を開山した上人の名前を冠した「泰童片原町」という地名が残っています。 昭和59年 (1984年) 都市開発の進む京都の市街を離れ、現在の岩倉の地へ移転。