現在、国宝展で沸く京都国立博物館にも大仏殿跡が
現在、絶賛開催中の国宝展で沸く京都国立博物館。
平成知新館。そのエントランス通路にある、この二重円。これただの模様か何かに見えますが、ここ京都国立博物館は、昔京都に大仏があった頃に大仏殿があった場所。で、当時の大仏殿の柱位置がちょうどここだったそうです。それが、こんなふうに描かれているんです。
他にも、大仏があるわけでもないのに大仏前交番。
そして、博物館西北側に巨石の石垣が。
ここはかつての大仏殿の石垣。天正14年豊臣秀吉築造と書かれています。
そして、そのすぐ近くには豊臣秀吉ゆかりの豊国神社、方広寺があります。
以前にも紹介しましたが、方広寺には釣鐘があり、鐘楼の中には大仏殿の遺構もあり。
歴史は動いた!大河ドラマ『真田丸』でも登場!!豊臣秀吉ゆかりの社「豊国神社~方広寺~耳塚」 - Kyotopi [キョウトピ] 京都がもっと”好き”になる。
方広寺の詳細記事になります。併せてご参照ください。
さらに方広寺境内から東に伸びる細い通路。ここを通り抜けます。
すると、大仏殿跡緑地公園が。この日はちょうど除草作業中でしたが、撮影のために公園内に入らせてもらいました。
中にはこんもりとした小高い丘が。
そのわきに、かつてここに大仏殿があったことの説明書があります。
今でもこの公園には当時の遺構が垣間見れたり。
かつて柱があったんですかね。ここにも。
当時日本一の大きさを誇る大仏も地震や火災など度重なる天災で、何度も再建されましたが、昭和48年の火災で焼失し、以降その姿を消しました。年配の方なら当時を知ってる方もいるかもしれませんが、そんな大仏がここ京都にあったなんて、見てみたかったですね。
当時日本一の大きさを誇る大仏も地震や火災など度重なる天災で、何度も再建されましたが、昭和48年の火災で焼失し、以降その姿を消しました。年配の方なら当時を知ってる方もいるかもしれませんが、そんな大仏がここ京都にあったなんて、見てみたかったですね。
大仏殿跡 へのツイート
京都国立博物館の北側、方広寺大仏殿跡の石垣。石の大きさに目を見張る pic.twitter.com/KByOjLB7Fn
— 鳥居 (@shinmeitorii1) 2017年4月30日