全国から歯痛平穏の御利益を求めハガキが届くほど
伏見区深草、伏見稲荷大社と石峰寺との間に位置する墓地の広がる場所。その一角に祠が。
「ぬりこべ地蔵」と書かれています。その奥に祠と、ろうそく立てなどがあり。
創建、経緯の詳細は不明。かつて稲荷山の奥にあった浄土宗寺院に安置されていたとされる地蔵尊。
創建、経緯の詳細は不明。かつて稲荷山の奥にあった浄土宗寺院に安置されていたとされる地蔵尊。
明治時代になり、神仏分離令後の廃仏毀釈の混乱を避け、現在地から西方の摂取院の墓地(今の警察学校付近)内に移されたとも言われ、当時塗り壁(塗り込め壁)の御堂内に安置されていたことから「塗り込め地蔵」と呼ばれ、後に「ぬりこべ」になまり、そう呼ばれるようになったとも言われています。
1907年頃、陸軍第十六師団司令部の兵器庫建設に伴い、墓地とともに現在地に移されたとのこと。
祠の奥にぬりこべ地蔵が安置されています。像高1mほどの石像。
「ぬりこべ地蔵」という名前にちなみ、病いを塗り込める、封じ込めるという意味から、病気、歯痛平癒の信仰を集めるように。その信仰は全国へと広がり、ハガキを出すだけでも御利益があるとされ、御礼状も含め全国各地からハガキや手紙が届き、山積みになっているとか。
毎年、虫歯予防デーの6月4日には歯供養(はくよう)が行われているそうです。歯痛でお困りの方はぜひご参拝を。
「ぬりこべ地蔵」という名前にちなみ、病いを塗り込める、封じ込めるという意味から、病気、歯痛平癒の信仰を集めるように。その信仰は全国へと広がり、ハガキを出すだけでも御利益があるとされ、御礼状も含め全国各地からハガキや手紙が届き、山積みになっているとか。
毎年、虫歯予防デーの6月4日には歯供養(はくよう)が行われているそうです。歯痛でお困りの方はぜひご参拝を。
ぬりこべ地蔵 へのツイート
深草ぐるりメモ⑥
— ゆめきよ工房の夢子(ミセス・かんちがい) (@mrskanchigai) January 19, 2019
最後はぬりこべ地蔵。周囲はお墓。虫歯にご利益があるそう。
町なかを歩いてる時も、ガイドさんの話はトリビアな豆知識が多く面白かった。例えば鬼瓦や電柱の表示(工事の便宜上付けられたもの)に着目して、この辺は(伏見城を造る際の)瓦職人が多かったから「瓦町」ですよ、とか。 pic.twitter.com/ivyV2xYO08
詳細情報
名称:ぬりこべ地蔵
住所:京都市伏見区深草藪之内町26
住所:京都市伏見区深草藪之内町26