【京都ガーデニング】明治創業の老舗園芸☆バラ品種充実でログカフェも併設「まつおえんげい」

西京区洛西、国道9号線から少し南にあるエリア大枝。すぐ近くには京都市立芸大のある場所。ここに来るまでの街道では今が旬の筍を販売するお店を多数見かけ、多くの人が車で買いに来られ、ちょっとした渋滞にもなっていました。

さらに周辺には果樹園も多くみられ、恐らくこのあたりの名産品である柿の果樹園。小高い丘陵の日当たりのいい場所で、ちょっと牧歌的風景が広がっている、そんな場所。

で、この日は前々から一度訪れてみたかった園芸店『まつおえんげい』にやってきました。明治年間創業の老舗で、この界隈では超有名な総合園芸店。

今年の京都は降雪多く極寒すぎて、自宅で育てていた鉢植えの山椒の木が寒さにやられ枯らしてしまい、新たに山椒の苗を買って育てようと。そして、ちょうど季節的にガーデニングやハーブを植えるのに最適なシーズンでもあり、やってきました。

お店には広々とした駐車場もありとても便利。それでも人気のようで、ほぼ満車のような状態でした。

入ってすぐの場所には犬連れの方でも利用できるログカフェも併設。今回は利用しませんでしたが、コーヒーやスイーツ、特にワッフルが人気で、フード類も充実の様子。

広々と開放的なお店の敷地には、色とりどりの季節の花の苗が咲き誇っています。それを見ているだけでも、心躍るというか。

鉢植えの植物も種類豊富。さらに大小さまざまあります。そろそろ街路樹でも見頃を迎えるハナミズキの苗木もあります。

ハーブを植えるのに、ちょうどいい季節になりました。ローズマリーやイタリアンパセリ、バジルなども。いつも収穫前にバッタに食われて終了するパターンですが、今年も性懲りもなく果敢に挑戦しようと（笑）

野菜の苗も豊富。万願寺とうがらし、たんくろう枝豆など、京野菜的なものもあります。種子から育てるよりも成功率高し。

もしかしたら、対象植物が限られているのかもしれませんが、購入後1ヶ月枯れ保障付ってなかなか見ない保障ですね。それだけ、自信のある商品を提供している、というあらわれですね。

で、お目当ての山椒の苗木を発見。そして、上手く育てるコツをお店の方に相談。

すると、長く大きく育て、毎年山椒の葉を利用したいのであれば、こちらの接木済みタイプの方がいいですよ、と。もともと山椒の木は暑さ寒さに弱いそうで、このほうが成功率高いですよ、と。購入後の手入れの仕方、植え替えのタイミングなど丁寧にレクチャーしてくださり、とても頼もしい限り。

温室エリアにはこれから季節を迎えるアジサイ系の花がいろいろと。あと、観葉植物や母の日対応のカーネーションの鉢植えもありました。

そして、驚きなのがバラの苗木の種類の豊富さ。こちらではバラ700品種・クレマチス350品種を生産販売されていて、開花してるものもポツポツあり、さながらバラ園くらいな規模でした。本格的なガーデニングをしたい方にはピッタリ。

で、今回は接木タイプの山椒の苗木、バジル、パセリ、イタリアンパセリ、ローズマリーの苗木、さらに盆栽も購入し、ホクホク。いや、育てるのはこれからなので、ホクホク気分は収穫までまだお預け（笑）

これから迎えるGWに遠出する予定なく、家でゆっくり過ごすような方には、ちょうど園芸がオススメ。普段できないような土いじりや植物とのふれあいで休日を過ごすのもいいかもしれませんね。