少しずつ存在感を増す新緑の息吹
定点観測中の法然院。とても好きな落ち着く場所。東山の裾野・鹿ヶ谷に立地し、より自然を感じるお寺。
元は浄土宗内の独立した一本山。昭和28年(1953年)に浄土宗より独立して単立宗教法人となり、正式名は「善気山法然院萬無教寺」。
数年前に吹き替えられた茅葺きの山門も、ようやく周辺の風景になじむようになりました。以前は真新しさが目立ってましたから(笑)
そして、いつもの山門から見下ろした白砂壇の風景。季節ごとに描かれる砂絵が変わり、それもこのお寺の見所のひとつ。そして、私自身いつもそれを楽しみにして参拝に来ます。
普段は座禅会の帰りに立ち寄ったり、早朝に来ることが多いんですが、今回は日中に。そうすると、木々の影で砂絵がちょっと見えにくくなってしまうのですが。それもご愛嬌。
わかりづらいですが、桜が描かれています。もうどの桜の名所でもほぼ散ってしまって、今となってはこの砂絵が名残になってしまいましたが。
もう片方は波でしょうか。風でしょうか。
意外と外国人観光客、とくに欧米系の方に人気のようで、日本人の参拝客より多め。英語圏のガイドブックでよく紹介されてるんですかね。
未だ椿の花も残っているんですが、それと同時に新緑も少しずつ目立ち始めました。法然院自体、緑豊かで苔むした風景が一番の醍醐味だと思っているので、そろそろ本領発揮のシーズン到来ですね。
未だ椿の花も残っているんですが、それと同時に新緑も少しずつ目立ち始めました。法然院自体、緑豊かで苔むした風景が一番の醍醐味だと思っているので、そろそろ本領発揮のシーズン到来ですね。
境内にある講堂をよくギャラリースペースとして開放されてるんですが。
毎年ここで作陶展を開かれるそうです。備前焼界で有名な作家さん。
昔ながらの製法にこだわる、ちょっとスゴイ方なんだそうです。元々は水盤など大きめの作品を得意とされてるそうですが、日常使いの小物もいろいろ。
酒器などは備前焼にお酒を美味しくする作用があるらしく、最近の日本酒ブームもあって備前焼の酒器需要が高まってるんだとか。いろいろゆっくりとお話も伺い、お寺と陶芸両方満喫できるいい機会に恵まれました。陶芸展は23日(日)まで。参拝を兼ねて、ぜひお越しください。
ヨ~イヤサ~♪
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法然院 への口コミ
法然院(京都)④#NikonD5500#写真好きな人と繋がりたい#ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/gtSE5ucCAj
— しだれ桜♂ (@shidaresakura55) 2017年4月21日