地下鉄烏丸御池駅構内の連絡通路に
地下鉄烏丸御池駅構内の南側改札口近くの連絡通路。天気が悪く、極力外へ出ないようにと普段あまり通らない通路へ。
すると、いきなりこんな石碑。今まで全然気づきませんでした。
「京都印刷発祥之地」と書かれています。石碑は活字をイメージして反転した文字で刻まれています。
2010年に建立された記念碑。
2010年に建立された記念碑。
活字を使った活版印刷技術は 幕末に長崎に伝来したのが最初。本木昌造がこれを実用化したのが 1869(明治2)年。
その後この技術を身につけた本木の門弟らが 各地に印刷技術を普及。関西では大阪に伝わり,次いで 1870(明治3)年に古川穂次郎が 京都烏丸通りに點林堂(てんりんどう)を開業。
點林堂は 京都における近代印刷業の発祥地であり,その後 京都には多数の印刷所が開設され,1893(明治26)年には“京都印刷業組合”が設立。
その後この技術を身につけた本木の門弟らが 各地に印刷技術を普及。関西では大阪に伝わり,次いで 1870(明治3)年に古川穂次郎が 京都烏丸通りに點林堂(てんりんどう)を開業。
點林堂は 京都における近代印刷業の発祥地であり,その後 京都には多数の印刷所が開設され,1893(明治26)年には“京都印刷業組合”が設立。
当時の詳しい資料も展示されていて、新たな京都の商業文化再発見。最近では印刷もペーパーレス化しつつあったりしますが、いろいろな歴史の変遷があることを思わされる記念碑。
ちょっと通行の足を停めて、印刷の歴史を感じるのもいいかもしれませんね。
ちょっと通行の足を停めて、印刷の歴史を感じるのもいいかもしれませんね。
京都印刷発祥之地 記念碑 へのツイート
烏丸御池駅構内に「京都印刷発祥之地」なんて碑があるなんて、知らなかった。 pic.twitter.com/jCSBynVt
— 塚原哲也 (@tsukatetsu) 2011年11月11日
マップ
場所:京都市営地下鉄烏丸御池駅南側改札口の近く