【京都ラーメン】住宅街に突如現れる行列店！人気『泡白湯』は和風後味スッキリ「麺屋しな埜」

左京区、松ヶ崎の松ヶ崎通り沿い。周辺は閑静な住宅街。
ここに、白を基調とする一軒家のラーメン店『麺屋しな埜（しなの）』があります。以前にも店前を通ると平日でも行列。この日は昼のピークを過ぎた頃にたまたま通りかかり、やはり行列を作っていたので気になって立ち寄りました。

一軒家リノベーションのお店ということで、他店にはない面白い空間のラーメン店で、二階にもカウンター席、そして出窓から下の階の様子がわかり、さらに海の家を思わせるようなバルコニー席もあります。

メニューは4種類あり、中でも一番人気は泡白湯らーめんとか。他魚介醤油らーめん、そしてつけめんもあります。

店を入ってすぐのところに券売機があり、こちらでまず食券を購入。

この時は、カフェを思わせるような店の雰囲気とは裏腹に、わりと若いメンズの来店が多数。近くに大学もあるので学生さんたちですかね。

厨房では、いかにも美味しそうなものを生み出しそうな、恰幅良いご主人が調理されていました。厨房の棚はモザイクタイル張りになっていて、明るい雰囲気。

コンパクトにアメニティーも収納され、さらに女子客には嬉しいヘアゴムや前掛け用紙エプロンも用意されていました。

で、今回は店一番人気の味玉泡白湯らーめん1000円、特製魚介醤油ラーメン1250円を注文。

まずは特製魚介醤油らーめん。ラーメン鉢にチャーシューが埋めつくされたタイプ。スープは厳選さえた3種類の魚節と昆布煮干し椎茸から低温でじっくり抽出した出汁に鶏油を加えたもの。

そして味見。普段だったらこちらを注文する派ですが、すっきりとした醤油系スープの中にそれぞれの素材の旨味が凝縮され、奥深い味わい。

で、私の注文したお店一番人気、味玉入りの泡白湯らーめん。
鶏ガラと丸鶏をじっくり煮込んだ鶏白湯スープを泡立ててクリーミーな口当たりにしたスープ。トッピングには味玉、チャーシュー、メンマ、カイワレ大根、ブラックペッパーなど。

まずはスープ。
鶏白湯スープながら、泡効果で口当たり滑らか。そして、後味に和風の醤油感や旨味が効いており、それが味の輪郭を際立たせていました。

麺もスープによく絡む、中細ストレートなタイプのようで、卒なく合います。

味玉子のちょっと飲み物的トロトロ感よ。スープの味変材にもなるような。

太めのメンマの存在感も。

低温加熱の柔らかチャーシューも上品に。

最後まで飽きることなく美味しくスープまでいただき、完食完汁ゴチ！

この日は男性客中心でしたが、お店の雰囲気も相まって女子ウケも良さそうなラーメン。松ヶ崎の住宅街の穴場店ですね。ヨ～イヤサ～♪